ケルン日本文化会館は、日本の芸術・文化、日本語教育、日本研究・国際交流の3つの分野で活動しています。図書館には、当館が監修した出版物もあり、分野の垣根を超えた豊富な所蔵があります。また、公認の助成団体として、ドイツ語圏の他団体のプロジェクトを支援しています。
日本の文化を美術や音楽、映画からファッションやデザインまで幅広く紹介しています。
日本の美術館・博物館などの協力を得て、日本の美術・文化を紹介する大型展覧会を不定期で実施しているほか、日欧のアーティストによる対話展や現代美術、写真、工芸、建築、デザインなどを展示しています。写真を中心とする巡回展の作品も所蔵しており、ドイツ語圏の他機関に貸し出しています。
当館では、DCP・Bru-ray・DVDから16ミリ・35ミリフィルムまで、月・木・土に日本映画を上映しています。アナログ・デジタルの豊富な作品所蔵があり、各地の映画館への貸出も行っています。
文楽、能・狂言、日本舞踊と言った古典芸能から、邦楽や民謡、クラシック、ジャズ、ポップス、現代舞踊まで、様々な日本の舞台芸術を館内ホールやドイツ語圏各地で実施しています。
古典や現代日本文学の紹介を目的とし、日本の作家を招聘し、各地の文学祭と協力しながら当館やドイツ語圏各地で朗読会を実施しています。
日本語学習者や教師・教育機関を対象にした事業を実施しています。
日本語を本格的に学習したい人向けに、初級(A1)から中上級(B1/B2)まで10レベルの講座を1年間に2学期(15週間)開講しています。夏には短期間の集中講座も開いています。
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日本語教師を対象として様々なテーマで研修会やワークショップを開催しています。 現在日本語を教えている方だけでなく、これから日本語を教えたいと思っている方や学生の参加も歓迎します。日本語を母語とする方もそうでない方も是非ご参加ください。
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日本研究者/機関の支援や、日独の有識者同士の対話が深まるプロジェクトを実施しています。
講演会、パネルディスカッション、シンポジウムでは、人文社会科学分野における今日のテーマ、特に日本とドイツにおける共通問題を取り上げています。
日本への理解を促進するため日本とドイツの学術機関の交流を深めるプロジェクトを実施しています。
日本に関する約2万5千冊の蔵書があり(約60%が日本語、約40%が英語またはドイツ語)、CDやDVD等の視聴覚資料約2千点、日本の作曲家による楽譜約千点も所蔵しています。
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ケルン日本文化会館では、館内で行われる催しに際して出版物を刊行しています。
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国際交流基金/ケルン日本文化会館では、文化交流活動にかかわる個人や組織をサポートするため助成プログラムを展開しています。
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