ケルン日本文化会館 日本語教師研修会

ケルン日本文化会館では、定期的に研修会を開催しています。回ごとにテーマの異なる講演やワークショップを行っています。 教育機関や教育段階を問わず、現在日本語を教えている方から学生やこれから日本語を教えてみたいと思っている方の参加も歓迎です。また、日本語母語話者だけでなく、日本語を母語としない方も、積極的にご参加ください。

最新の研修情報

定期開催

『まるごと 日本のことばと文化』を使った教え方の質問コーナーや、教え方のアイデアの交換など、気軽に参加できるオンラインのサロンです。
年3回、2月、5月、11月に開催する予定です。
※研修ではないので参加証明書は出ません。

次回:2025年2月12日(水)、10時~12時半

第14回のテーマは『「りかい」どう使っている?~ 「かつどう」との関係から考える 「りかい」』です。

まるごとの教え方や教材に関するアイデアや悩みをみんなで話し合いましょう!

参加申し込みはこちら

過去の研修情報

過去に開催したセミナーは、ケルン日本文化会館のYoutubeチャンネルでご覧いただけます!

Japanische Sprache / 日本語教育 Japanisches Kulturinstitut Köln

日時: 2024年10月19日(土)

       9:00-11:00(西ヨーロッパ夏時間 WEST)10:00-12:00 (中央ヨーロッパ夏時間 CEST)

形式: オンライン(Zoomミーティング)

対象: 対象者は欧州域内の日本語教師

定員: 50名

話題提供   : 大舩ちさと(国際交流基金ロンドン日本文化センター)

ファシリテーター: 菊岡由夏(国際交流基金ケルン日本文化会館)

【ファシリテーターから一言】

7月にケルン日本文化会館に着任して初めての研修で、とても緊張しています!さて、最近は各地で日本語教師のための勉強会、研修会が開かれ、教師力アップの機会も充実してきました。今回ご紹介する「教授法動画・テキスト」も皆様の日々の学びにぜひ活かしていただければと思います!

参加費: 無料

使用言語:日本語

備考: 事前課題があります。

【事前課題】下記のwebサイトから「日本語教授法動画・テキスト」を視聴、確認する 

下記サイトからご関心があるものをピックアップしてご視聴、ご確認ください。目安時間は30分程度です。 

国際交流基金日本語国際センターwebサイト 

日本語教授法動画・テキスト|国際交流基金日本語国際センター (jpf.go.jp) 

みんなの教材サイト 日本語教授法動画・テキスト  | みんなの教材サイト (jpf.go.jp) 

JFにほんごeラーニング「みなと」日本語教師向けコース内 

JFにほんごeラーニング みなと |国際交流基金 (minato-jf.jp) 

【参加申込】 こちらのリンクからお申し込みください。

10月10日 12:00(中央ヨーロッパ夏時間 CEST)締切  定員に達したため、受付を終了しました。

広報用チラシはこちら

オンラインによる日本語教師入門コースを実施いたします。ご関心のある皆様のご参加をお待ちしています。

内容:
日本語教授法の基礎を全8回のコースで学びます。詳細は予定表をご覧ください。
全8回参加した方に修了証を授与します。
水曜日午前と金曜日夕方は同じ内容です。参加曜日を選択してください。
1)教材について
国際交流基金日本語教授法シリーズ』と、JFにほんごeラーニング みなとで開講中の『日本語教師のための教授法オンラインコース』の内容を基に日本語教授法の基礎を学んでいきます。
2)授業と出席について
授業は反転授業形式で行います。毎回、事前に『日本語教師のための教授法オンラインコース』の該当コースを受講してから授業に参加してください。授業では、オンラインコースの内容に基づいて、グループワークやアクティビティを行って理解を深めていきます。
授業にはオンラインコースの事前受講が必須となり、各回の出席はオンラインコースの受講と授業への参加を合わせてカウントします。
『まるごと 日本のことばと文化』を例にして教え方の授業をしますが、それ以外の教材を使用している方にも役立つような内容です。教材を購入する必要はありません。

講師: 八嶋康裕(ブダペスト日本文化センター)、カタリーナ・ドゥツス、東健太郎(ケルン日本文化会館) 
方法: 【講義】 ZOOM(https://zoom.us/) ミーティング機能を利用
    【課題等のやりとり】 Slackを利用
定員: 各コース 30名程度
参加費:無料
対象者:日本語教師経験3年未満 または未経験者
※未経験でも問題ありませんが、毎回課題がありますので、積極的に参加する姿勢が必要です。
※下記の国からの参加者を優先します。
ドイツ、スイス、オーストリア、リヒテンシュタイン、オランダ、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、ハンガリー、北マケドニア、クロアチア、コソボ、スロバキア、スロベニア、セルビア、チェコ、ボスニアヘルツェゴビナ、ポーランド、ブルガリア、モンテネグロ、ルーマニア
※過去のコースを受講した方の再受講はできません。
※対象外の方(3年以上の経験者)の受講がわかった場合は、コース途中でも受講キャンセルとなります。

日時:
水曜日コース】 4/10, 4/24, 5/8, 5/22, 6/5, 6/19, 7/3, 7/17  10:30-12:00(中央ヨーロッパ夏時間 CEST)
曜日コース】 4/12, 4/26, 5/10, 5/24, 6/7, 6/21, 7/5, 7/19  18:00-19:30(中央ヨーロッパ夏時間 CEST)

使用言語:日本語(日本語レベル JLPT N2程度, JFS/CEFR B2程度)

締切:4月1日(月)23:59

お申し込みはこちらから

日時: 2024年7月13日(土)

         10:00-13:00 (中央ヨーロッパ夏時間 CEST) *9:00-12:00(英国夏時間 BST)

形式: オンライン(Zoomミーティング)

対象: 日本語教師研修会2024春(4/13実施)に参加した方

      セミナー動画「ChatGPTを日本語学習に使ってみよう!」を視聴した方

    (まだの方はこちらからどうぞ! https://youtu.be/MYSYReGKqPE?si=SsU9um703-GTCy5T

      ※実践共有、アイデア提案にご協力くださる方の参加を優先します。

定員: 90名程度

講師: 東健太郎(国際交流基金ケルン日本文化会館 日本語教育アドバイザー)

【講師から一言、二言、三言】

今回の研修会も前回と同じく、ChatGPTを取り上げます。

4月の研修会からちょうど3か月。前回の内容を踏まえて、みなさんがどのようにChatGPTを日本語学習や日本語教育に活用しているか、これからどのように活用したいのかをシェアする場です。

前回は私がず~~~っっっとしゃべりましたが、今回は全員参加型の会になるよう企画しています。

Q. 研修内容は?

今回の内容は次の3つです。

・ChatGPT最新情報:5月にリリースされたGPT-4oを取り上げます。

・実践共有:参加者のみなさんの実践共有と、私自身の実践共有を行います。

・アイデア提案:テーマごとのブレイクアウトルームを自由に行き来して、興味のあるテーマに関するアイデアを提案&共有します。        

Q. おすすめポイントは?

いろいろな人の活用例を共有できるので、今回はさらなる広がりを期待しています!前回が基礎編だとすると、今回は発展編ですね。人数に限りがありますので、お急ぎください!

参加費: 無料

使用言語:日本語

備考: ChatGPT(無料版)に登録の上、ご参加ください。

申込 https://forms.office.com/r/tV44NAj0xN   (7月8日 12:00まで)

チラシはこちら

日時: 2024年4月13日(土)10:00-13:00 (中央ヨーロッパ夏時間 CEST)

形式: オンライン(Zoomウェビナー)

対象: 欧州在住で日本語教育、特にChatGPTx日本語学習に関心がある方

      ※上記の方を主たる対象としていますが、その他の地域の方の参加も可能です

講師: 東健太郎(国際交流基金ケルン日本文化会館 日本語教育アドバイザー)

【講師から一言、二言、三言】

今回のセミナーでは、話題のChatGPTを取り上げます。

学習者からこんなことを言われている方に参加をおすすめします。

「もっと日本語が勉強したいです!先生、もっと宿題をください!!」

「もっと日本語を話したいです!先生、ビールでも飲みながら話しませんか!?」

「日本人と日本語で話したいけど、まちがえるのが恥ずかしいです…」

「今、流行りのChatGPTで日本語を勉強してみたいです!」

話題のChatGPTが日本語学習にどのように使えるのか学び、体験し、情報交換を行います。私自身も試行錯誤を繰り返しているところですが、その中で学んだことや、実際にやってみたことをご紹介できればと考えています。

セミナーを受けると、学習者のニーズに合わせてChatGPTの使い方を紹介したり、教材作成や授業準備にもChatGPTが使えるようになりますよ。

あと紹介した具体例のプロンプトは参加者にプレゼントします!4月13日にお会いしましょう!

参加費: 無料

使用言語:日本語

備考: ChatGPT(無料版)に登録の上、ご参加ください。

プログラム:

 9:45-10:00 参加者受付

10:00-11:00 セミナー① ChatGPTとは?

11:10-12:30 セミナー② ChatGPTを日本語学習に使ってみよう!&ハンズオン体験

12:30-13:00 Q&A

申込 https://forms.office.com/r/UvDGLXy5mf   (4月8日 12:00まで)

詳しくはこちら

ベルリン日独センター・国際交流基金ケルン日本文化会館主催 

ベルリン日本語教育セミナー 2024 

ベルリン日本語教育セミナーを今年もベルリン日独センターにて対面で開催します。 

テーマ:ChatGPTを日本語学習に使ってみよう! 

日時: 2024年 2月3日(土)10:30-16:00 

      ※時間は中央ヨーロッパ時間/CET 

会場: ベルリン日独センター https://jdzb.de/ja/syoukai/syozaichi 

対象: 日本語教師 

定員: 50名程度 

言語: 日本語 

プログラム 

10:30-11:00 セミナー① ChatGPTとは? 

11:00-12:30 セミナー② ChatGPTを日本語学習に使ってみよう!&ハンズオン体験 

12:30-13:30 昼休み 

13:30-14:30 セミナー③ ChatGPTを日本語学習に使ってみよう!&ハンズオン体験 

14:40-15:40 ワークショップ ChatGPTの活用方法を考える 

15:40-16:00 Q&A 

申込 https://forms.office.com/r/qQMA0VmG0t   (1月22日 24:00まで) 

詳しくはこちら 

講師: 生田守(国際交流基金日本語国際センター 専任講師)
日時: 2023年10月21日(土)9:30-12:30 (中央ヨーロッパ夏時間 CEST)
形式: オンライン(Zoomウェビナー及びミーティング)
定員: セミナー500名、ワークショップ90名程度
対象: 欧州在住で日本語教育に関心があるすべての方
※上記の方を主たる対象としていますが、その他の地域の方の参加も可能です
※ワークショップの参加者は欧州在住の日本語教師の方を優先します。ワークショップのみの参加はできません。

参加費: 無料
使用言語:日本語

【研修内容】
(1) セミナー    「日本語からことばを考えよう」  90分
(2) ワークショップ 「日本語からことばを考えよう」から考えよう 80分

【講師から一言】
みなさんこんにちは、イクタンです!
わたしにとって日本語は母語であり「あたりまえ」の言語です。コミュニケーションをするためにも、何かを学ぶときにも、「あたりまえ」のように使っています。日本語が母語でも母語でなくても、わたしたちは日本語教師なので、みなさんにとっても日本語はある程度「あたりまえ」な言語になっているのではないでしょうか。
「日本語ってどんなことばなんだろう?」とちょっと立ち止まったところから記事を書いてきました。そこから「ことばって?」とか「ウチの母語とどう違うの?」とか考えるきっかけになればいいなと思っております。

【参加申込】 こちらのリンクからお申し込みください。

https://forms.office.com/r/CVvwS9jF2a

10月15日 12:00(中央ヨーロッパ夏時間 CEST)締切

広報用チラシはこちら

オンラインによる日本語教師入門コースを実施いたします。ご関心のある皆様のご参加をお待ちしています。

講師       :東健太郎、カタリーナ・ドゥツス(ケルン日本文化会館)
                  吉岡千里(ブダペスト日本文化センター)
                  坂本美知(ポーランド・ヤギェロン大学)ほか
方法  :【講義】 ZOOM(https://zoom.us/)ミーティング機能を利用
     【課題等のやりとり】 Slackを利用
定員  :30名程度
参加費 :無料
対象者 :日本語教師経験3年未満 または未経験者
※未経験でも問題ありませんが、毎回課題がありますので、積極的に参加する姿勢が必要です。
※下記の国からの参加者を優先します。
ドイツ、スイス、オーストリア、リヒテンシュタイン、オランダ、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、ハンガリー、北マケドニア、クロアチア、スロバキア、スロベニア、セルビア、チェコ、ボスニアヘルツェゴビナ、ポーランド、ブルガリア、ルーマニア

日時:
水曜日コース】 4/19, 5/3, 5/17, 5/31, 6/14, 6/28, 7/12, 7/26  10:30-12:30(中央ヨーロッパ夏時間 CEST)
曜日コース】 4/21, 5/7, 5/19, 6/2, 6/16, 6/30, 7/14, 7/28    17:30-19:30(中央ヨーロッパ夏時間 CEST)

内容:
日本語教授法の基礎を全8回のコースで学びます。詳細は予定表をご覧ください
水曜日午前と金曜日夕方は同じ内容です。参加曜日を選択してください。
国際交流基金日本語教授法シリーズ』の内容で日本語教授法の基礎を学んでいきます。
『まるごと 日本のことばと文化』を例にして教え方の授業をしますが、それ以外の教材を使用している方にも役立つような内容です。教科書を購入する必要はありません。

使用言語:日本語(日本語レベル N2, B2程度)

お申し込みはこちらから

締切:4月10日(月)

講師: 石井容子、宮島知(国際交流基金関西国際センター日本語教育専門員)

日時: 2023年6月24日(土)9:30-13:00 (中央ヨーロッパ夏時間 CEST)

形式: オンライン(Zoomウェビナー及びミーティング)

定員: セミナー500名、ワークショップ90名程度

対象: 欧州在住で日本語教育に関心があるすべての方

※上記の方を主たる対象としていますが、その他の地域の方の参加も可能です
※ワークショップの参加者は欧州在住の日本語教師の方を優先します。ワークショップのみの参加はできません。

参加費: 無料

使用言語:日本語

【研修内容】

(1) セミナー    新レベル「まるごと日本語オンラインコース(A2B1)」紹介  90分

(2) ワークショップ 「まるごと日本語オンラインコース(A2B1)」の活用を考える 90分

まるごと日本語オンラインコースは日本語学習プラットフォーム「JFにほんごeラーニング みなと」のメインコースとして2016年に開講し、累計受講者数は39万人に上ります。

本セミナーでは、昨年開講した新レベルA2B1コースについて実際の画面をお見せしながら紹介します。

A2B1コースの特徴や制作で工夫した点について知り、授業やコースへの活用について考える機会となればと考えています。

【参加申込】 こちらのリンクからお申し込みください。
6月8日 12:00(中央ヨーロッパ夏時間 CEST)締切

研修概要はこちら

テーマ: 日本語教師のための音声コンテンツ制作入門

講師: 東 健太郎(国際交流基金ケルン日本文化会館 日本語専門家)

日時:2023年4月22(土)10:00-13:00
   ※時間は中央ヨーロッパ夏時間/CEST

定員:90名
   ※使用言語は日本語です

参加費:無料

研修概要および申込方法などの情報はこちら

テーマ: 「やってみよう!Wesenserschauung(本質観取)!―よい言葉の教育とは何か」 

講 師: 稲垣みどり氏(山梨学院大学)、岩内章太郎氏(豊橋技術科学大学)、苫野一徳氏(熊本大学)

日 時: 2023年3月11日(土)10:30-16:00 (中央ヨーロッパ時間 CET)

場 所: ケルン日本文化会館

定 員: 20名程度(先着順)

対 象: 日本語教師および日本語教育を専攻している大学院生、本質観取に関心がある方

参加費: 無料

使用言語:日本語

プログラム:

(1)講演 10:30-12:30   

  「Phänomenologieって何だろう」 (現象学レクチャー)    岩内氏

  「Wesenserschauungって何だろう」(本質観取レクチャー)    苫野氏

  「日本語教育とWesenserschauung」(日本語教育での文脈化)稲垣氏

(2)ワークショップ 14:00-16:00 

  「本質観取ワークショップ」                 

【参加申込】 https://forms.office.com/e/Fj5ntjns9c 3月6日 12:00(中央ヨーロッパ時間 CET)締切

※本ワークショップは「調査依頼書」をご確認の上、承諾してくださった方のみご参加いただけます。

詳細はこちらをご覧ください。

https://jkikoeln-my.sharepoint.com/:b:/g/personal/azuma_jkikoeln_onmicrosoft_com/ESqF5hEnUrlPmfx-c7izMyYBIsMFQlQyutdWM2SiGVUS4Q?e=eg4Nga

国際交流基金ケルン日本文化会館主催
第3回 オンラインフォーラム  複言語ファミリーにおける日本語学習

テーマ:ちいさい言語学者の冒険はつづく

日時: 2023年 2月5日(日)9:00-13:00
     ※時間は中央ヨーロッパ時間/CET

対象: 日本にルーツをもつお子様とその保護者の方
    ※セミナーとワークショップは小学生以上から聴いてもらえるよう、なるべくやさしい日本語で実施します。

定員: 90組(お子様と保護者の方)

言語: 日本語

プログラム

セミナー「私たちは言葉をどうやって覚えたの?」 広瀬友紀 (東京大学 教授)

私たちはどうやって最初の言語を覚えたの?言語を習得したとは何を知っているということ?母語話者だからかえってわからないことがあるって本当?二つめ以降の言葉を身につけるのは一つ目のときとどう違うの?など、改めて考える機会になれば幸いです。

ワークショップ「わかるかな?ことばだけじゃない私たちのメッセージ」 中島永倫子(国際交流基金ローマ日本文化会館 日本語専門家)

色んなことばを話すってどういうことだろう?人に何かを伝えたい時、相手のことを知りたい時、実際にはどうやってやりとりしてるのかな?ワークショップでは、複数の文化やことばの中で成長する子どもたちが発信したメッセージを例に、親子のコミュニケーションについて考えます。

交流タイム

参加者同士でセミナーやワークショップの内容を話し合ったり、お互い情報を交換し合う時間を設けます。

申込 https://forms.office.com/e/0SH4wMYjmj 

詳しくはこちら

ベルリン日独センター・国際交流基金ケルン日本文化会館主催
ベルリン日本語教育セミナー 2023

ベルリン日本語教育セミナーを3年ぶりにベルリン日独センターにて対面で開催します。

テーマ:対面&オンライン授業をデザインする
         -学びのプロセスと学習意欲を高める内容を意識した授業設計-

日時:2023年 2月11日(土)10:30-17:00
      ※時間は中央ヨーロッパ時間/CET

会場:ベルリン日独センター https://jdzb.de/ja/syoukai/syozaichi

対象:日本語教師

定員:30名程度

言語:日本語

プログラム
  10:30-13:00 セミナー 
  14:00-17:00 ワークショップ
  18:00-     懇親会(任意)

申込 https://forms.office.com/e/MqC45E7HhN (2月1日 24:00まで)

詳しくはこちら

テーマ: 「ひきだすにほんご Activate Your Japanese!」
 

講師:菊岡 由夏 (国際交流基金日本語国際センター 専任講師)

日時:2022年11月19日(土)9:00-11:30(中央ヨーロッパ時間)                

場 所:オンライン

使用言語:日本語

定 員: 講演500名、ワークショップ90名
※ワークショップの参加者は欧州在住の日本語教師の方を優先します。ワークショップのみの参加はできません。
対 象: 日本語教師

【セミナー内容】 
(1)講演(70分) ストラテジーで学ぶ日本語学習番組「ひきだすにほんご Activate Your Japanese!」 
(2)ワークショップ(70分) 「ひきだすにほんご」の活用方法を考える

【講師から一言】
「ひきだすにほんご Activate Your Japanese!」は、ストラテジーから日本語を学ぶドラマ「スアン 日本へ行く!」を中心とした日本語学習番組です。
「スアン 日本へ行く!」では、日本のホテルで働く主人公「スアン」が、生活や仕事の中で出会うコミュニケーションの課題を、ちょっと不思議なキャラクター「やんす」に助けられながらも、
自分の持っている力を最大限に活かしながら乗り越えていく姿を描いています。この番組は、まず見る人が楽しめること、そして、教える人も学ぶ人もともに考えていけることを目指して制作しています。
今回のセミナーを通して、みなさまに「ひきだすにほんご Activate Your Japanese!」の魅力をたくさんお届けしたいと思っています。

【参加申込】https://forms.office.com/r/RGeFuT722Q

申込締切:11月11日 12:00(CET)

参加費:無料

※本研修会は、国際交流基金 ローマ日本文化会館、パリ日本文化会館、ロンドン日本文化センター、マドリード日本文化センター、ブダペスト日本文化センター、ケルン日本文化会館による共催事業です。

研修概要はこちら

テーマ: B2レベルの日本語教育実践デザイン
―JF日本語教育スタンダードB2教材の学習者体験を基に語り合う―

講師: 大舩ちさと (国際交流基金ロンドン日本文化センターチーフアドバイザー)

日時:2022年9月17日(土)10:00-12:30 (BST/WEST)/11:00-13:30(CEST)
                      9月24日(土)10:00-12:30 (BST/WEST)/11:00-13:30(CEST) 

場 所:オンライン

使用言語:日本語

対 象:欧州在住の日本語教師および日本語教育を専攻している大学院生
     (上記の方を主たる対象としていますが、その他の地域の方の参加も可能です)

定 員:80名  (*定員を大幅に超える場合は欧州在住の方を優先)

参加費:無料

お申込み:https://forms.office.com/r/inMPQXxbM6

申込締切:9月8日(木)9時(WEST)/10時(CEST)

内 容:2回コースで実施します。

1回目:JFスタンダードB2教材の学習者体験とふり返り
2回目:B2教材開発の理論的背景の紹介と現場への応用案、実践デザインについて意見交換

※本研修会は、国際交流基金 ローマ日本文化会館、パリ日本文化会館、ロンドン日本文化センター、マドリード日本文化センター、ブダペスト日本文化センター、ケルン日本文化会館による共催事業です。

研修概要はこちら

テーマ: 「子どもの日本語教育」の再考

講師: 佐藤 郡衛(国際交流基金日本語国際センター所長)

日時:2022年7月17日(日)10:00-13:00
   ※時間は中央ヨーロッパ夏時間/CEST

定員:講演500名、ワークショップ90名
※ワークショップの参加者は欧州在住の「子どもの日本語教育」に携わっている方を優先します。
尚、ワークショップのみの参加はできません。

参加費:無料

内容:(1)講演「子どもの日本語教育」の再考 (90分)
   (2)ワークショップ「なんちゃってオープンダイアローグ体験」 (70分) ※使用言語は日本語
   本研修会は、国際交流基金 ローマ日本文化会館、パリ日本文化会館、ロンドン日本文化センター、
   マドリード日本文化センター、ケルン日本文化会館による共催事業です。

研修概要および申込方法などの情報はこちら

オンラインによる日本語教師入門コースを実施いたします。ご関心のある皆様のご参加をお待ちしています。


講師  :吉岡千里、片山恵(ブダペスト日本文化センター)
     カタリーナ・ドゥツス、東健太郎(ケルン日本文化会館)     
方法  :【講義】 ZOOM(https://zoom.us/)ミーティング機能を利用
     【課題等のやりとり】 Slackを利用
定員  :30名程度
参加費 :無料
対象者 :日本語教師経験3年未満 または未経験者
※未経験でも問題ありませんが、毎回課題がありますので、積極的に参加する姿勢が必要です。
※下記の国からの参加者を優先します。
ドイツ、スイス、オーストリア、リヒテンシュタイン、オランダ、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、ハンガリー、北マケドニア、クロアチア、スロバキア、スロベニア、セルビア、チェコ、ボスニアヘルツェゴビナ、ポーランド、ブルガリア、ルーマニア

日時:
水曜日コース】 4/20, 5/4, 5/18, 6/1, 6/15, 6/29, 7/13, 7/27  10:30-12:30(中央ヨーロッパ夏時間 CEST)
曜日コース】 4/22, 5/6, 5/20, 6/3, 6/17, 7/1, 7/15, 7/29    17:30-19:30(中央ヨーロッパ夏時間 CEST)

内容:
日本語教授法の基礎を全8回のコースで学びます。詳細は予定表をご覧ください
水曜日午前と金曜日夕方は同じ内容です。参加曜日を選択してください。
国際交流基金日本語教授法シリーズ』の内容で日本語教授法の基礎を学んでいきます。
『まるごと 日本のことばと文化』を例にして教え方の授業をしますが、それ以外の教材を使用している方にも役立つような内容です。教科書を購入する必要はありません。

使用言語:日本語(日本語レベル N2, B2程度)

お申し込みはこちらから
締切:4月10日(日)

テーマ: TADOKU 多読授業とオリジナル多読ブック作成方法

講師: 東 健太郎(ケルン日本文化会館)

日時:2022年5月7日(土)10:30-17:00
   ※時間は中央ヨーロッパ夏時間/CEST

定員:30名
   ※対象者はドイツ国内及び、スイス、オーストリア、オランダ、北欧等周辺国の日本語教師

参加費:無料

内容:(1)多読とは?多読の基本[講義]
   (2)多読授業体験
   (3)多読授業の方法 [講義]
   (4)オリジナル多読ブックの作り方 [講義]
   (5)オリジナル多読ブックを作ろう [ワークショップ]
   (6)多読ブック作成活動 [講義]

研修概要および申込方法などの情報はこちら

国際交流基金ケルン日本文化会館 主催

まるごとワークショップ

テーマ:  『まるごと 日本のことばと文化』基本に立ち返ろう!

日時: 2022年4月23日(土)10:30-17:00 (中央ヨーロッパ夏時間CEST)

会場: ケルン日本文化会館 ※対面で実施します

対象: 『まるごと 日本のことばと文化』を使って教えている教師

定員:     30名(先着順。定員に達し次第、受付を終了いたします)

研修概要および申込方法などの情報はこちら

国際交流基金ケルン日本文化会館主催
第2回 オンラインフォーラム  複言語ファミリーにおける日本語学習

テーマ:子どもたちと日本語との関わり

日時: 2022年 2月25日(金)10:00-14:00
            2022年 2月26日(土)10:00-14:00
           ※時間は中央ヨーロッパ時間/CET

対象: 日本にルーツをもつ子ども(乳幼児から小学生、中学生、高校生)の保護者および本テーマに関心のある方

定員: 90名

言語: 日本語

研修概要はこちらからご覧ください。

国際交流基金ケルン日本文化会館・ベルリン日独センター共催

テーマ:日本語教育におけるトランスレーション活動の導入

講師:新崎隆子 (会議・放送通訳者)

日時:1月29日(土)10:00~13:00
   ※時間は中央ヨーロッパ時間/CET

定員:講演 300名、ワークショップ 50名
     ※ワークショップの参加者はドイツ国内及びスイス、オーストリア、オランダ、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドからの参加者を優先します。
     ※ワークショップのみの参加はできません。

研修概要はこちらからご覧ください。

申込はこちら

国際交流基金ケルン日本文化会館主催

テーマ:上級レベルの日本語学習者とどう向き合うか?

講師:相澤啓一 (国際交流基金ケルン日本文化会館 館長、筑波大学名誉教授)

日時: 2021年10月30日(土)10:00-12:00
   ※時間は中央ヨーロッパ夏時間/CEST

研修概要および申込方法などの情報はこちらからご覧ください。

申込はこちら

国際交流基金ケルン日本文化会館主催

テーマ: 言語学習に必要な4つの要素
    ー第2言語習得研究(SLA)に基づく授業設計ー

講師: 横山紀子 先生(昭和女子大学・特任教授)

日時: 2021年7月17日(土)10:00-13:00
   ※時間は中央ヨーロッパ夏時間/CEST

研修概要および申込方法などの情報はこちら

国際交流基金ケルン日本文化会館・国立国語研究所共同研究プロジェクト「日本語学習者のコミュニケーションの多角的解明」共催

テーマ: 日本語学習者は配慮表現の何が難しいのか

講師: 野田尚史 先生(日本大学文理学部)

日時: 2021年 6月5日(土)10:00~13:00
   ※時間は中央ヨーロッパ夏時間/CEST

研修概要および申込方法などの情報はこちら

国際交流基金ケルン日本文化会館

オンライン日本語教師入門コース 2021

講 師: 松浦とも子、吉岡千里、カタリーナ・ドゥツス(ケルン日本文化会館)

方 法: オンライン会議システムZOOM(https://zoom.us/)を利用

     ※ZOOMを使ったことのない方にはご説明をいたします。

定 員: 30名程度

参加費: 無料

参加者: 日本語教師経験3年未満 または未経験者(ドイツ及び周辺国の方)

申し込み締切:2021年4月17日(土)

その他の詳細、申込み方法などの情報はこちら

国際交流基金ケルン日本文化会館 主催

まるごとワークショップ

テーマ:  デザインしよう!まるごとの授業@オンライン

日時: 2021年3月27日(土)14:00-17:00 (中央ヨーロッパ時間CET)
    2021年4月17日(土)14:00-17:00 (中央ヨーロッパ時間CEST)(追加開催)

対象: 『まるごと 日本のことばと文化』を使って教えている教師

定員:     50名(先着順。定員に達し次第、受付を終了いたします)

研修概要および申込方法などの情報はこちら

定員に達した為、参加申し込み受付を終了いたしました。4月17日に同内容のワークショップを開催いたします。

国際交流基金ケルン日本文化会館主催
オンラインフォーラム  複言語ファミリーにおける日本語学習

テーマ: 『継承語』ってナニ? ―多様な環境とその方法―

日時:  2021年 2月26日(金)10:00-13:00
     2021年 2月27日(土)10:00-13:00 

    ※時間は中央ヨーロッパ時間/CET

対象: 日本にルーツをもつ子ども(乳幼児から小学生、中学生、高校生)の保護者および本テーマに関心のある方どなたでも

言語: 日本語

研修概要および申込方法などの情報はこちら
※当フォーラムの参加申し込みを締め切りました。

国際交流基金ケルン日本文化会館主催・ベルリン日独センター共催
ベルリン日本語教育セミナー2021

テーマ: 協働学習の実践と方法

講師: 協働実践研究会

日時: 2021年 2月19日(金)10:00~13:00 講義
    2021年 2月20日(土)10:00~13:00 ワークショップ

   ※時間は中央ヨーロッパ時間/CET

研修概要および申込方法などの情報はこちら

国際交流基金ケルン日本文化会館 オンライン日本語教師入門コース 2020

当コースの参加申し込みを締め切りました。

講 師: 松浦とも子、吉岡千里、カタリーナ・ドゥツス(ケルン日本文化会館)

方 法: オンライン会議システムZOOM(https://zoom.us/)を利用

     ※ZOOMを使ったことのない方にはご説明をいたします。

定 員: 20名程度

参加費: 無料

参加者: 日本語教師経験2年未満、または未経験者。欧州在住の方。(JF日本語教育スタンダード準拠教材『まるごと』に関心のある人) 

申し込み締切:2020年5月15日

その他の詳細、申込み方法などの情報はこちら

国際交流基金ケルン日本文化会館主催
ケルン日本語教師研修会2020秋Ⅱ

テーマ:  日本語教師の「実践的コミュニケーション能力」を考える
      ―文化庁報告「日本語教師に求められる資質・能力」をベースに


講師:     嶋津百代 先生(関西大学外国語学部/外国語教育学研究科 准教授)

日時:     2020年10月31日(土)10:00-13:00 (中央ヨーロッパ時間CET)

定員:     40名(先着順。定員に達し次第、受付を終了いたします)

研修概要および申込方法などの情報はこちら

申込締切: 10月20日(火)

国際交流基金ケルン日本文化会館主催

オンライン ケルン日本語教師研修会 2020秋

※参加者の受付を終了いたしました。

テーマ:  使える言葉につながる漢字の学習

講師:     徳弘康代 先生(名古屋大学特任教授)

日時:     2020年9月11日(金)10:00-13:00 (中央ヨーロッパ夏時間CEST)

定員:     50名(先着順。定員に達し次第、受付を終了いたします)

申込締切: 8月31日(月)

研修概要および申込方法などの情報はこちら

国際交流基金ケルン日本文化会館主催
2020夏特別企画 オンライン日本語教師研修会

テーマ: 日本語教育における「文脈化」・「個人化」の拡充

講師: 川口義一 先生(早稲田大学名誉教授)

日時: 2020年6月12日(金)12:00-15:00 (中央ヨーロッパ時間CET)

             2020年6月13日(土)12:00-15:00 (中央ヨーロッパ時間CET)

             ※両日とも内容は同じです

参加をご希望の場合は、件名に「事前課題送付希望」とお書きのうえ、kurse [at] jki.de までご連絡ください。事前課題(論文)と申込フォームのURLをお送りいたします。

申込締切: 6月5日(金)(申し込みを締め切りました。)

研修概要はこちら

国際交流基金ケルン日本文化会館主催

ケルン日本語教師研修会2020春

中止となりました

テーマ: 運用力養成を重視した日本語教育 -聴解を中心に-

日時: 2020年3月19日(木)  15:30~17:30

会場: ケルン日本文化会館

研修概要および申込方法などの情報はこちら

申込締切: 3月15日(日)

国際交流基金ケルン日本文化会館主催

ケルン日本文化会館開館50周年記念 教師研修会

テーマ: 効果的に使いたい!まるごとワークショップ

日時: 2020年3月7日(土)  10:30~17:00

会場: ケルン日本文化会館

申込締切: 3月1日(日)

研修概要および申込方法などの情報はこちら

国際交流基金ケルン日本文化会館主催、JSL漢字学習研究会協力

ケルン日本語教師研修会2020冬

テーマ: 共有しよう、漢字の教え方 ―教室での漢字学習―

日時: 2020年2月17日(月)  13:00~17:00

会場: ケルン日本文化会館

講演: JSL漢字学習研究会代表 濱川祐紀代先生(早稲田大学日本語教育研究センター)

セミナー概要および申込方法などの情報はこちら

国際交流基金ケルン日本文化会館・ベルリン日独センター 共催、JSL漢字学習研究会協力

ベルリン日本語教育セミナー2020

テーマ: 共有しよう、漢字の教え方 ―教室での漢字学習―

日時: 2020年2月15日(土)  10:30~17:00 (10:00開場)

会場: ベルリン日独センター

講演: JSL漢字学習研究会代表 濱川祐紀代先生(早稲田大学日本語教育研究センター)

セミナー概要および申込方法などの情報はこちら

国際交流基金ケルン日本文化会館 日本語教師研修会 2019 秋

「対話を通して考える」

日時: 2019年9月6日(金) 舘岡洋子 先生(早稲田大学日本語教育研究科)
     2019年9月7日(土) 金孝卿  先生(早稲田大学日本語教育研究センター)
     両日とも10時30分から17時まで

会場: 国際交流基金 ケルン日本文化会館

参加費: 無料

当日のプログラム、その他申込み方法などの情報はこちら

VHS City West/JKI 共催研修 2019

VHS 日本語学習者のための「動機づけを高める授業」

日時: 2019年6月29日(土)  10:30~16:30 参加費無料

会場: VHS City West (Room No.19) | Pestalozzistr. 40/41, 10627 Berlin

講師: 吉岡 千里 (ケルン日本文化会館)

※日本語教師対象(経験不問)

その他の情報はこちら

国際交流基金ケルン日本文化会館 日本語教師研修会 2019 春

「Japanese Pronunciation for Communication を利用した発音学習」

日時: 2019年3月23日(土)  10:30~17:00 (10:00開場) 参加費無料

会場: 国際交流基金 ケルン日本文化会館

講師: 戸田貴子 教授 (早稲田大学大学院日本語教育研究科)

当日のプログラム、その他申込み方法などの情報はこちら

国際交流基金ケルン日本文化会館・ベルリン日独センター 共催

ベルリン日本語教育セミナー2019

世界とつながる子どもの日本語教育―青少年日本語教育の視点と方法―

日時: 2019年2月9日(土)  10:30~17:00 (10:00開場)

会場: ベルリン日独センター

講演: トムソン木下千尋 教授(ニューサウスウェルズ大学)

当日のプログラム、その他申込み方法などの情報はこちら

 

日本語教育が多様化する中で、私たち教師は何を学び、どこを目指して成長し続ける教師であるべきなのでしょうか。「日本語教師の専門性」という教師が考えるべき重い話題を、自由な雰囲気での対話を通して、一緒に考えてみませんか。WORLD CAFÉとは、「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考えに基づいた話し合いの手法です。

◆テーマ:「日本語教師の専門性」とは?ーWorld Cafe で考えようー

◆日時:2018年9月29日(土)  10:30~17:30 定員20名 

◆会場:ケルン日本文化会館 Universitätsstraße 98, 50674  Köln

◆ファシリテーター:松浦とも子(国際交流基金ケルン日本文化会館)

その他申込み方法などの情報はこちら

細川英雄先生をお招きし「共に生きるためのことばの活動とは何か」のテーマで開催します。多様な人たちが共に生きる社会において、教室という場はどのような役割を持つのでしょうか。また、そこで私たち教師は何を実践すべきなのでしょうか。細川先生のリードのもと、「教室」「教師」「学習者」の意味を振り返り、捉え直す機会にしたいと思います。

◆テーマ:「共に生きるためのことばの活動とは何か」
◆日時:2018年4月28日(土)  10:30~17:30 (10:00 open)  
◆会場:ケルン日本文化会館 Universitätsstraße 98, 50674  Köln
◆講師:細川英雄 先生(言語文化教育研究所 八ヶ岳アカデメイア)



★その他の情報はこちら
★当日配布資料はこちら

今回のテーマは「ワークショップ『まるごと』を効果的に使うために」です。ワークショップを通して、より自分の現場に合った『まるごと』の使い方を考えませんか?当館開催のベルリン研修、例年ドイツ国内だけでなく近隣の色々な国からのご参加があります。ぜひ交流の機会としてもご利用下さい。

日にち:2018年1月26日~27日

時間:26日(金)(14:00~17:30)  27日(土曜日)(10:30~17:30)

会場:ベルリン日独センター

ファシリテーター:榛葉久美 / 平川俊助  (ケルン日本文化会館)

◆詳細はコチラ

◆当日のスライドはコチラ

 ②「かつどう」と「りかい」の関係

 ④自分の学習者はどんな人か / ワークシート

 ⑤相互理解のための日本語とは 

 ⑧話せるようになるための『まるごと』の使い方

 ⑨『まるごと』での文字の扱い方

日時:2017年10月21日(土) 10:30~16:45

場所:ケルン日本文化会館

参加費:無料

プログラムはコチラ

各発表のスライドと配布資料

①杉原早紀・山守 雄(ハンブルク大学)「漢字集中コース : 教育漢字1006字の意味を2週間でマスター」⇒

スライド配布資料

②數原麗香(ボン大学)「漢字学習―学習者のアンケートからー」⇒スライド

③カタリーナ・ドゥツス(ケルン日本文化会館)「『まるごと』コースにおける文字シラバス」⇒スライド配布資料

④高橋七緒(ケルン日本文化会館、ボーフム大学他)「漢字学習ガイド − 学習者の多様性に対応するために」⇒スライド配布資料

「私の日本語・子どもの日本語―国際結婚家庭における選択とアイデンティティ」

講 師 :三宅 和子  先生 (東洋大学文学部日本文学文化学科・大学院文学研究科)

自己のアイデンティティと深くかかわる日本語。そして、そのことばを継承させたいと思うのはなぜか。そして、子どもにとって日本語/日本人/日本語はどのような意味があるのか、一緒に考えます。

日時:2017年9月9日(土) 10:30~16:45

場所:ケルン日本文化会館

◆当日の詳細はコチラ

◆当日のスライドはコチラ

 

『日本語教育と文章研究』

これまで、文章が持つ多様な属性は分析者の主観的な 断にもとづいて評価されるこが多かったと思います。
本ワークショップでは、近年のコンピュタや統計的な手法を用いた計算科学の方法論に基づいて、日本語学習と文章の関係を捉えます。
 前半は、作文分析の事例研究を紹介し、「良い文章とは何か 」について 評価研究の観点から考え、後半では、コンピュータに大量のコーパス文章を投入し難易度学習させることで生成した文章の難度を判別するシステム「jReadability」を用いて、 読解活動におけるコーパスの活用方法について考えます。
 本システムを使うことで、日語のあらゆる文章難易度6段階指標(初級前半~上後)で測定するため、生教材の導入が容易になります。

日時:2017年5月6日(土) 10:30~16:30

場所:ケルン日本文化会館

●講義内容のスライド ⇒ コチラ

●配布資料 ⇒ コチラ

●フライヤー ⇒ コチラ

日本語教育に eラーニングを! -日本語学習プラットフォーム「JFにほんごeラーニングみなと」を使って-

『日本語教育にeラーニングを!』と題しまして、ベルリン日独センターにて日本語教師研修会を開催致します。

e ラーニングは、言語学習においてどんな効果が期待できるでしょうか。午前の部では、国際交流基金関西国際センターの日本語学習プラットフォーム「みなと」を利用して、e ラーニングの可能性とその活用方法について考えます。午後の部では、日本語学習サイトやアプリを実際に体験しながら、みなさんのコースでどのように活用できるかを具体的に考えます。

日時:2017年2月18日(土) 10:30~16:45

場所:ベルリン日独センター

◆研修会の詳細はこちら

◆当日の配布資料はこちら ⇒  

実際の場面で「できる」ことを増やす学習デザイン-「まるごと中級(B1)」の開発と実践からー

国際交流基金ケルン日本文化会館 日本語教師研修会 2016秋

2016年11月13日(日)  10:30~17:00

-藤長講師からのメッセージ-

日本語学習の目的やニーズ、そして学習の機会や方法が変わっていく中で、教室での学習や教材は、学習者に何が提供できるのか? 教師はどんな役割を果たしていくのか? JF日本語教育スタンダードの開発、それに基づく「まるごと中級」という教材開発を通して、私自身も考え続けてきました。CEFRに基づいた実践が進んでいるヨーロッパで、日本語教育に携わる先生方と、この機会にB1レベルの学習デザインについて共に考える機会がもてることを楽しみにしています。

◆当日のプログラムはこちら

◆当日のPPTはこちら   

[Translate to 国際交流基金:]

従来の「授業」では、学習者が教室に出向きそこで先生から新しいことを習います。「反転授業」の場合は、学習者は各自「学習ビデオ」を見た上で教室にやってきます。教室では、ビデオだけでは理解できなかったことを先生に質問したり、従来であれば宿題とされていた問題や、応用的な課題に取り組んだりします。
今回の研修では、その「反転授業」のメリットとデメリット、またどんな動画が語学学習にとって効果的なのか、それはなぜなのか、考えていきます。午後のワークショップでは、実際の動画作りを通し「反転授業」の可能性をより具体的にさぐります。

詳細

⇒当日のスライド 

⇒当日のワークシート 

⇒参考文献 

テストは評価の一手段ではあっても、全てではありません。コースの終了時にテストを実施していなくても、日々の授業活動を通していろいろな形で評価していることでしょう。今回のケルン日本語教師研修会では、<教師側の意図>が<学習者の実際の習得>に本当につながっているのか、これを確かめたり修正したりするツールとして『評価』を捉え、その在り方をみなさんと一緒に考えていきます。

 ⇒研修会資料は こちら

 

⇒各発表の詳細と資料

①「『成績評価』から『学習を支える評価』まで」 / 榛葉久美(ケルン日本文化会館)

「どんな『学習目標』のもと、コースをデザインしていますか。」「その為の『学習活動』はどのようなものですか。」そして、「その目標が達成できたかどうかをどうやって判断していますか。」これらについて意見交換をしながら振り返ってみませんか。その上で、「振り分けるための評価」から「学習者が自分の力を引き出すための評価」まで、様々ある方法の中から改めて自分は何を選ぶのか、再検討するきっかけをつかんでいただけたらと思います。

 

②「ハイデルベルク大学日本学科における自主制作教科書の改訂と評価方法の見直し」/加藤由実子・高橋雪絵・中広美江(ハイデルベルク大学)

ハイデルベルク大学日本学科では2004年から、学士課程の現代日本語の授業で自主制作教科書を使用してきましたが、時代の流れとともに教授内容・方法の再考が必要となりました。そこで2014年に参加した国際交流基金の海外日本語教師上級研修で、教科書の大幅改訂を行いました。本発表では、改訂の内容と留意した点、また評価に関する改善点について述べたいと思います。

 

③「中級(B1)クラスにおける聴解と読解の試験作成・実施・振り返り

実践報告」/カタリーナ・ドゥツス(ケルン日本文化会館)

「学習者のパフォーマンス評価」と聞くと、学習者のアウトプット(口頭、作文)をイメージすることが多いかもしれません。ここではケルン日本文化会館における実践に基づき、学習者の聴解・読解の「受容能力」を測るテスト作成とその結果を報告します。また、そういったテストの可能性と限界についても一緒に考えていきたいと思います。

 

④「自己評価ツールとしてのポートフォリオ」 /高橋七緒・平川俊助(ケルン日本文化会館)

「ポートフォリオ」はよく目にする言葉で、みなさんの中にも実際に使っている方がたくさんいらっしゃると思います。ここでは、ポートフォリオを学習者の自己評価ツールとして活用する試みを紹介し、さらには学習者の自己評価の在り方やポートフォリオを使って何ができるのかをみなさんと一緒に考えてみたいと思います。

 

 

日本語教育を「コミュニケーション」「言語」「文法」といったキーワードから考えます。

「日本語を学ぶ」というのは、教科書の文法記述や教師の文法説明を丸暗記して再生するだけの受動的・静的な営みではなく、周囲の日本語をリソースとして取りこみながら、頭の中に「日本語の体系(=文法)」を自ら構築していく、きわめて能動的・動的な営みです。

セミナーでは、このような言語観、教育観についての理論的な枠組みをご紹介します。

また、ワークショップでは、上記のような言語観、教育観に立つと、どのような教育実践が展開できるのかを、それぞれの現場を踏まえた実践例について考え、意見交換を行いたいと思います。

 

★研修会詳細→ コチラ

 

★セミナー・ワークショップの内容は → コチラ

複言語・複文化環境における子どもの言語習得過程は、子どもの言語形成や人間形成に大きな影響を与

えます。だからこそ、このような子どもの日本語(継承語)教育に携わる場合、「バイリンガル(二つの言

語、複言語)教育」という観点を持つことが重要になってきます。

今回のセミナーでは実際の学習現場の映像を紹介し、グループワークを通して、子ども

を取り巻く環境を整えていくために「関わる大人として何ができるか」、「どのような工夫やネットワーク

が必要なのか」などについて、みんなで考えていきます。

⇒当日スライドはこちら

⇒配布資料はこちら   

2015年12月22日更新

本ワークショップの記録や成果がまとめらた報告書が作成されました。

(以下、報告書「はじめに」より抜粋)

私たち〈チーム・もっとつなぐ〉は、今回のワークショップの第1の目的を「CEFR の理念にのっとって、子どもの日本語の学びを見つめなおす」というプロセス、その作業過程そのものを皆さまと共有することと定めて臨みました。それは、私たちチームメンバーを含めワークショップ参加者全員が、自身が受けてきた教育観やものさしから少し距離をおいて、子どもたちの「できること」を再発見するということです。ワークショップでは、ご参加いただいた皆さまにも様々な「再発見」を持って帰っていただくことができたのはないかと存じます。 

ダウンロードはこちら

(以上)

複数の言語をもつ海外在住の子どもたち(複言語キッズ)は、日本語を使って何が「できる」でしょうか。

ワークショップでは、ヨーロッパにおける言語教育フレームワークである CEFR の考え方をもとに、子どもたちの「できること」に注目した「こども Can Do」について一緒に考えます。
日々、子どもたちの成長を見守っているみなさんとともに複言語キッズの多種多様な〈言語能力〉と〈言語活動〉の実態に目をむけ、子どもたちの今「できること」・近い将来「できるようになってほしいこと」について具体的な「Can Do」をリストアップしていきます。

※〈チーム・もっとつなぐ〉はドイツ国内において、複言語環境にある子どもたちの日本語の習得と継承をテーマに活動している方々です。詳細については、下記の「研修会の詳細」をご参照ください。

→研修会の資料各種
 ●講義 資料 配布物
 ●ワークショップ 資料 配布物

→研修会の詳細はこちら!

※本研修は、国際交流基金ケルン日本文化会館と〈チーム・もっとつなぐ〉の共催、 日本文化普及センターの後援で開催されました。

2015年度夏の研修会は、「まるごと初級1・2(A2)」がテーマです。今回は『まるごと』の著者、来嶋洋美氏(国際交流基金日本語国際センター)に、『まるごと』の狙いや、授業の組み立て方について伺います。『まるごと』制作の背景など著者ならではのお話には新たな発見があるのではないでしょうか。教室活動からコース設計まで、みなさんと一緒 に考えたいと思います。


研修会の資料はこちら!

研修会の詳細はこちら!

 

ケルン日本語教師研修会(2015春)
「中上級の日本語教育を考える」  2015年4月25日(土) 10:30-16:45
場所:国際交流基金ケルン日本文化会館

昨年秋に交通機関ストライキのため中止しました「中上級の日本語教育」をテーマに行います。中上級では何を目指すのか、学習者が成果を実感し、楽しく学び続けることができるクラスとは…。今回は大学と成人教育機関の現場から4つの実践報告をしていただき、それぞれの発表についてグループで話し合います。中上級のクラスを持っている方、また中上級を見据えて初級を考えたい方も、ぜひご参加ください。


★プログラムはこちら!


講演 「中上級の日本語教育の課題」 羽太園(ケルン日本文化会館)

●発表1 「学習者と構築するコース~自律的な学習を目指して」 渡部淳子(ケルン日本文化会館)

●発表2 「文学を通して学ぶ日本語と日本文化」 春 友子(VHSミュンヘン)

●発表3 「民主的シティズンシップの育成とは?―Jブリッジ(中級)を使った授業実践―」
  野呂香代子(ベルリン自由大学)、三輪聖(ハンブルク大学)

●発表4 「中上級の日本語教育における協働学習の取り組み〜学生間交流の新たな可能性を目指して〜」
  下羽友幸(トリア大学第Ⅱ 学部日本学科)


ケルン日本語教師研修会2015冬(ケルン)「深める語彙の世界 ー 多義性とコロケションの観点からー」
2015年2月22日(日)


今回は、筑波大学から「日本語多義語学習辞典 形容詞・副詞編」の著者である今井新悟先生と、「コロケーションで増やす表現」の著者、小野正樹先生のお二人をお迎えして、語彙の世界をテーマに研修会を行います。語彙を教えるためには、教師が語彙を見る確かな目を持っておくことが重要です。多義性やコロケーションという観点から語彙に新たな光を当て、語彙の理解をより深めてみませんか。

→ケルン研修会の詳細はこちら!

ワークショップ「上級者向けコロケーション教育の課題」 小野 正樹(筑波大学)

ワークショップ前半では、コロケーションのトレンドやアプローチを紹介し、『コロケーションで増やす表現-ほんきの日本語』Vol.1、Vol2(小野・小林・長谷川2009、2010)のコンセプトを紹介します。後半ではコーパス資料を参考にして、日常的によく使う動詞を取り上げて上級レベル対象のコロケーション教育の検討を行います。最後に、語彙教育の可能性について議論を行います。

★ベルリン日本語教師研修会2015冬(ベルリン) 「課題遂行能力を評価する」

2015年2月14日(土)
 

今年のベルリン日本語教師研修会では、「課題遂行能力の評価」を考えます。Can-doを目標とした授業実践が広がる中、評価はどう変わってきたでしょうか。またどう変わるべきでしょうか。研修会では、まず評価とテストの枠組みについて概観した後、ハンブルク大学でのポートフォリオの実践報告を元に、各教育現場でポートフォリオがどのように取り入れられるかを考えます。

また国際交流基金が開発したロールプレイテストマニュアルを使って、ロールプレイテストの作成、実施、判定作業を体験します。

学習目標が見えるテスト、課題遂行能力を育てる評価について、みなさんで考えてみませんか。

→ベルリン研修会の詳細はこちら!

→研修会資料
「評価とテストのデザイン」 羽太園(国際交流基金ケルン日本文化会館)
課題遂行を目標としたコースでは、どのような評価の方法が考えられるでしょうか。いつ、だれが、何を、どうやって評価するのか。また知識を測るテストと課題遂行能力を測るテストにはどのような違いがあるのか。そしてテストでは測れない課題遂行のプロセスをどう評価するかなど、評価とテストのデザインについて、具体例を見ながら考えます。

「大学日本語コースでのポートフォリオの実践」 杉原早紀(ハンブルク大学)
学習課程を多面的に評価する目的で試験的に行ったポートフォリオの実践例を紹介します。e ポートフォリオを含めた実施方法やその内容、教師側の気づきや反省を具体的に述べ、参加者の皆さんと ポートフォリオの可能性について意見交換を行いたいと思います。

ワークショップ「ロールプレイテストを作る!-JFS準拠ロールプレイテストマニュアルを使って-」
カタリーナ・ドゥツス/式部絢子(国際交流基金ケルン日本文化会館)
課題遂行能力を測るテストの一つとして、ロールプレイテストがあります。ここでは、国際交流基金が開発した「JFスタンダード準拠ロールプレイテスト・テスター用マニュアル」を使って、サンプルの判定などのテスター体験を行うほか、実際にロールプレイテストの作成、実施、修正などを行います。テストを作る、試す、直すという一連の流れを体験する中で、テスターの行動や、口頭運用能力の判定要素、また現場での利用方法についてなど考えていきたいと思います。

 

ケルン日本語教師研修会2014秋 「中上級の日本語教育を考える」 

Deutsche Bahn ストライキのため≪中止≫致します。

2014年度秋の研修会は、「中上級の日本語教育」をとりあげます。
中上級では何を目指すのか、学習者が成果を実感し、楽しく学び続けることができるクラスとは…。
今回は大学と成人教育機関の現場から4つの実践報告をしていただき、それぞれの発表についてグループで話し合います。
中上級のクラスを持っている方、また中上級を見据えて初級を考えたい方も、ぜひご参加ください。

プログラムの詳細はこちら!

2014年夏の研修会は、「ドラマチック・コミュニケーション ―演劇的手法のクラス活動―」がテーマです。元早稲田大学大学院日本語教育研究科の川口義一名誉教授をお迎えし、ご講演とワークショップを行います。「演劇的手法って何?」「クラス活動でどうやるの?」など、言語教育における演劇的手法の考え方についてのご講演いただきます。そのあと、ワークショップで、みなさんのクラスではどのように取り入れられるかを考えます。


ご講演 川口義一氏 (元早稲田大学大学院日本語教育研究科)
「ドラマチック・コミュニケーション ―演劇的手法のクラス活動―」

★ プログラム詳細はこちらから ★

2014年7月19日(土) 10:30~17:00
場所:ケルン日本文化会館
定員:40名

交通費補助について

遠方より私費でご参加の方を対象に、交通費補助を支給します。
(ただし、ドイツおよび国際交流基金海外拠点のない国からの参加者に限らせていただきます)
ご希望の場合は、参加申し込みの際に交通費補助支給希望の旨をご記載頂き、
研修会当日に航空券・切符等をご提示ください。

ケルン日本文化会館より

直線距離で 100 km 以上かつ 200 km 以内 // 15 EUR
直線距離で 200 km 以上 // 30 EUR

『まるごと』 徹底解剖!― 授業プランからコースデザインまで ―

“JF スタンダード準拠教材『まるごと 日本のことばと文化』を使った授業作り” がテーマです。

実際に『まるごと』を使った授業を見ながら、授業案作り行います。評価、コースデザインを含めて考えていきます。

副教材や『まるごとA2』の紹介まで、『まるごと』をまるごと取り上げます。『まるごと』をどのように活用していくことができるのか、一緒に考えていきましょう。

以下の予定で行います。

ご都合のよい場所、日程でのご参加をお待ちしております。

■ 6月21日(土) ハノーファー

■ 6月29日(日) フランクフルト

■ 9月28日(日) ニュルンベルク

*プログラム詳細はこちら

(お申し込み方法、参加費などもこちらからご確認ください)

 

今回は、2014年度春の研修会は、「書く活動を考える」がテーマです。まず書く能力の養成をめぐるポイントを整理した後、シラバス、協働学習、指導のあり方、学習プラットフォームの利用など、さまざまな角度から「書く活動」に取り組んでいる現場からの実践報告を行います。現場の知恵を元に、学習者が「書いてみたくなる」授業について、考えてみませんか。

■ 2014年5月24日(土)10:30 ~ 17:00 場所:ケルン日本文化会館

プログラム

〈講演〉羽太 園(ケルン日本文化会館)
「書く活動」をめぐる課題の整理」

〈発表1〉辻香里(元ボン大学) / ロース柴平美穂(ボン大学)/シュバリエ早苗(ボン大学) / ビュットナー理恵(ボン大学)
「作文」から「書く活動」へ ―ボン大学2年生の「書く活動」の新しい取り組み-

〈発表2〉クリストフ古屋まり子(ミュンヘンVHS、ミュンヘン工科大学言語センター)
学習プラットフォーム Moodle 利用によるレストラン・レビュー

〈発表3〉野尻裕美(VHS Ingolstadt)
レベルA2から指導できる新聞記事の要約 -協働学習による作文指導―

〈発表4〉寺田恵理(ハイデルベルク大学)/保崎則雄(早稲田大学)
少人数グループにおける日本語作文活動の実践  ―異なった背景を持つリーダーを配置して―

〈ワークショップ〉羽太 園(ケルン日本文化会館)
「書く活動」の評価を考える

プログラム詳細はこちら

ケルン日本語教師研修会2014冬(ベルリン・ケルン) 

 

「『まるごと』徹底解剖! -授業プランからコースデザインまで-」

 

今回は、ベルリンとケルンでの開催!

どちらもプログラムは同じです。

ご都合のよい場所、日程でのご参加をお待ちしております。

 

■2014年2月8日(土)~9日(日)

場所:ベルリン日独センター

■2014年2月22日(土)~23日(日)

場所:ケルン日本文化会館

 

2014年冬の教師研修会は、“JF スタンダード準拠教材『まるごと 日本のことばと文化』

を使った授業作り”がテーマです。実際に『まるごと』を使った授業を見ながら、授業案作り行います。評価、コースデザインを含めて考えていきます。

副教材や『まるごとA2』の紹介まで、『まるごと』をまるごと取り上げます。『まるごと』をどのように活用していくことができるのか、一緒に考えていきましょう。

 

*プログラム詳細はこちら!

2013年10月12日(土)10:30 ~ 17:00

場所 国際交流基金ケルン日本文化会館
参加費 無料

2013年秋の研修会は、中等教育段階の日本語教育をとりあげます。カリキュラム、授業、試験、そして教員養成など、さまざまなテーマで講演をしていただくほか、高校生のための授業についてアイデアを出し合うワークショップを行います。ギムナジウムだけでなく、高校生を受け入れる側の大学、年少者が増えているVHSなど、さまざまな教育機関の皆さんと、ドイツの中等教育段階の日本語教育の今、を共有したいと思います。幅広い参加をお待ちしています。

プログラム

10:15 - 10:30 

受付

10:30 - 12:00 

講演(日本語)

ハイケ・トゥルンパ(CJD Königswinter / KTS Köln

「Mündliche Prüfungen in der Oberstufe」

“Can do”やスタンダードの「時代」においては(NRW州の)高等学校で行われる外国語の口答試験も新しいインパクトを受けました。発表では、10年生と11年生の口答試験の例と12年生のAbiturの口答試験の例を紹介します。他に生徒からの評価やこの形態の口答試験の長所と短所についても分析します。

12:00-13:30

***昼食休憩***

13:30 - 14:20 

講演(日本語)

モニカ・ウンケル(ケルン大学)

「ケルン大学における日本語教師養成」

一般的に日本語教師養成課程の内容として、日本語能力の向上と日本語教授法および日本文化・日本事情の理解があげられます。ケルン大学においてもそれは例外ではありません。履修者は非母語話者、初級から日本語を学ぶ学生で、当然、日本語取得に時間をかけます。しかし、初級後半レベルにさしかかる3学期には、日本語教授法の授業も同時に履修することが義務づけられています。例えば、ギムナジウムでの日本語の「文字」「語彙」「読解」などの教え方、あるいは、生徒の能力とニーズの分析方法、またその結果を法律上の規定やKernlehrplanなどを踏まえ、カリキュラムにどのように取り入れていくのかなどを勉強します。「教える」ことを学ぶ過程で、自分自身の勉強の仕方も反省することができ、学習方法を変えるなど、より効果的に活用できるようになります。教授法の授業の他にも、異文化間コミュニケーションに必要な知識や日本の歴史・文化の様々なテーマを学術的に習います。ケルン大学の日本語教職課程をご紹介し、内容についてご説明します。

14:20- 15:00 

講演:Almut Kaupp、税田真理子(Salzmannschule Schnepfenthal)
「Gymnasiumにおける授業活動のアイディア -6年生から12年生までの授業を通して-」

Salzmannschule Schnepfenthalでは、第2外国語として6年生から12年生まで日本語を学ぶことができます。様々な生徒との経験を通して得た、授業活動のアイディアを反省なども交えながら、ご紹介できればと考えています。

15:00-15:30
***休憩***

15:30-17:00
ワークショップ
羽太 園(国際交流基金ケルン日本文化会館)
「高校生のための授業プランを考える」
発表資料

 

学校生活や食、ファッション、友達づきあいなど、高校生活をテーマにしたCan-doからいくつかを選び、授業プランを考えます。授業で使えるリソースや、クラス活動、現実社会とつなげる活動など、様々な立場のみなさんでアイデアを出し合いましょう

18:00 時頃

懇親会

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参加申し込み

研修会のタイトルと開催日、お名前、ご所属、ご連絡先(メールアドレスまたは電話番号)、昼食(弁当)希望の有無、懇親会参加の有無、交通費補助希望の場合はその旨を、kurse@jki.de までお送りください。参加は当日会場でも受け付けいたしますが、会場準備等の関係上、可能な限り事前にお申し込みください。昼食は準備の都合上、10月6日(日)申し込み分までに限らせていただきます。 

昼食について

ご希望の方に、昼食にお弁当(10EUR)をご用意いたします。ご希望の方は参加申し込みと合わせて事前(10月6日(日)まで)に御連絡ください。お弁当を御希望でない方は各自でご持参いただくか、近隣のレストラン等でお取りください。 

懇親会について

研修会終了後、懇親会を近隣のレストランで行います(費用は各自負担)。研修会参加者はどなたでも御参加頂けますので、様々な方との情報交換・交流の機会にしていただければ幸いです。懇親会の参加は、お店の手配上、できるだけ事前の参加申し込みをお願いしております。参加申し込み時に出欠をお知らせください。 

交通費補助について

遠方より私費でご参加の方を対象に、交通費補助を支給します(ただし、ドイツおよび国際交流基金海外拠点のない国からの参加者に限らせていただきます)。ご希望の場合は、参加申し込みの際に交通費補助支給希望の旨をご記載頂き、研修会当日に航空券・切符等を御提出ください。(補助額)

ケルン日本文化会館より

直線距離で 100 km 以上かつ 200 km 以内 // 15 EUR

冬はベルリン日独センターより

直線距離で 100 km 以上かつ 200 km 以内 // 15 EUR

ケルン日本文化会館より

直線距離で 200 km 以上 // 30 EUR

冬はベルリン日独センターより

直線距離で 200 km 以上 // 30 EUR

2013年度夏の研修会は、「コミュニケーションのための文法」がテーマです。「語学教育=文法を教える」と考える方も多いのではないでしょうか。しかし、「文法を教える」というのはどういうことなのでしょうか。そして、「何のために」文法を教えるのでしょうか。今回はコミュニケーションを円滑に行うための日本語教育における文法について、一緒に考えてみませんか。また、当日は講演・ワークショップに加え、2件の実践報告を行います。

2013年7月20日(土) // 10:30 ~ 17:00時
場所 // 国際交流基金ケルン日本文化会館
参加費 // 無料


プログラム

10:15 - 10:30
受付

10:30 - 12:00
講演(日本語)

伊藤 秀明(国際交流基金ケルン日本文化会館)
発表資料

「文法能力を伸ばす授業とは?-場面と文脈の違い-」
皆さんの周りにも「たくさん文型を勉強したのに全然話せない」と落ち込んでいる学習者がいませんか?教師も「文法知識を与える=日本語を教える」に落ち込まないために文法を使いこなせる力(文法能力)を伸ばす授業を考えてみたいと思います。ある「場面」を切り取ることから一歩広げて、「いつ、どこで、誰と、何のために」という「文脈」を意識した授業展開から文法能力育成を考えます。

12:00 ~ 13:30 時
***昼食休憩***

13:30 - 14:10 時
発表1(日本語)

小島 一江(VHS Berlin City-Mitte // GLS Sprachenzentrum)
発表資料

「生きた会話の発話練習と会話文法に触れるCLL授業実践報告」
文型シラバスの中に、単発的に会話教授法、コミュニティ・ランゲージ・ラーニング(以下、CLL)を取り入れると、生きた会話の学習を望む学習者の希望に叶う他、発話練習やクラスの雰囲気作りに貢献する。CLLの特徴は、講師がファシリテイターとなり、学習者達が即興でストーリーを展開して会話ダイアログを作り出す過程であり、学習者全員が日本語以外に共通言語を共有していれば、ゼロ初級者からでも可能である。発表では、CLLの手順を詳しく説明し、これまで実施したCLLで出来上がったダイアログの例から、具体的にどのような内容と文法事項が取り上げられたかを提示し、また実際の音声ダイアログから、母語話者レベルの発音やプロソディーを伴う発話がどのくらい可能であったか聞く。それから、CLL実践にあたって、文型シラバスの授業に効果的に組み込む方法を、これまでの実践例とCLLの長所と短所を踏まえて検討したい。

14:10 - 14:50 時
発表2(日本語)

福田 能子(国際交流基金ケルン日本文化会館)
発表資料

ビュットナー 理恵(国際交流基金ケルン日本文化会館)
発表資料 1
発表資料 2  
発表資料 3

「実践報告:文型積み上げ型教科書を使用してのCan-doベースの授業を考える」
ケルン日本文化会館では、Can-do達成を目標に、全レベルの授業を行っています。全ての教科書がCan-doベースで作られているわけではない中、既存の教科書を使って、どのようにCan-doベースの授業計画を立てるのか。活動と文型指導のバランスはどうすればいいのか。導入や定着させるための練習は?実際に使用した教案と教材をご紹介し、授業計画を立てる際の考え方や配慮した点についてお話しいたします。

14:50 ~ 15:20 時
***休憩***

15:20 - 17:00 時
ワークショップ(日本語)

伊藤 秀明(国際交流基金ケルン日本文化会館)

「文脈に沿った文法導入について考えてみよう」
ワークショップではグループに分かれて、いくつかの文型を取り上げて、文脈に沿った授業というのを考えてみたいと思います。現在の授業の中でどんな点に工夫を取り入れると、コミュニケーションを意識した文法導入となるのかを一緒に考え、共有していきたいと思います。

18:00
懇親会
2013年度春の研修会は、「言語教育の中の文化」がテーマです。今回は言語政策を専門にCEFRや複言語主義の御研究も熱心に進めておられる福島青史氏(国際交流基金ロンドン日本文化センター 日本語教育チーフアドバイザー)による講演・ワークショップに加え、3件の研究発表・実践報告を行います。一言に「文化」と言っても様々な形、レベルがありますが、幅広い観点で自分自身の実践はどう解釈できるのか、一緒に「言語教育の中の文化」について考えていきましょう。


2013年5月18日(土) // 10:30~17:30
場所 // 国際交流基金ケルン日本文化会館
参加費 // 無料



プログラム

10:15-10:30 時

受付

10:30-12:30
講演(日本語)

福島 青史(国際交流基金ロンドン日本文化センター)
発表資料

「言語教育における文化とは?-CEFRでは足りない文化の話-」
講義では「言語教育における文化とは?」という疑問を解決するために、CEFRを開発した欧州評議会の言語教育政策を例に、「文化とは何か?」「文化能力とはどのようなものか?」「教育の方法と評価とは?」について、考えたいと思います。その後、その「文化」や「能力」の定義の下、日本語教育にどのような方法があるのか、日本語教科書、アニメ・マンガの扱い、日本食など、実際の例を紹介したいと思います。

12:30 ~ 14:00 時
***昼食休憩***

14:00 - 14:30 時
発表1(英語)

NIENDORF Mariya // Dalarna University (Sweden)

SAITO Rieko // Dalarna University (Sweden)
発表資料

「Creating an effective environment for development of intercultural competence through online Japanese language exchanges: How it is done and what it takes」
Developing intercultural competence has been an important focal point of university education especially in the area of foreign language instruction. In order to incorporate intercultural competence in our Japanese language instruction, we have brought together students studying Japanese from the U.S., Korea and China to join our students studying Japanese in Sweden for online exchanges. In order to create an ideal virtual classroom environment in an international setting, we have examined how students from different countries interact during the online exchanges in Japanese. In this presentation, we will discuss the process, strength, difficulties and potential of such exchanges.

14:30 - 15:00 時
発表2(日本語)

猪瀬 博子 // Dalarna University (Sweden)
発表資料

「文化的レファレンス―マンガを教材とした日本語教育」
日本語学習の大きなきっかけの一つとして、アニメやマンガが注目をあびている。本発表では、①他言語に翻訳されたマンガを読む、 ②日本語オリジナルのマンガを読み始める、そして③自分で日本語から翻訳する、という三つのレベルで、学習者が日本語と日本文化について何を学べるかを考える。

15:00 - 15:30 時
発表3(独語)

Stanislava Saito-Theuerzeit // Cecilien-Gymnasium (Düsseldorf)
発表資料

「Kaguyahime, ein Projekt zwischen Wörtern und Bildern」
Das Kulturprojekt habe ich in den Japanischunterricht integriert mit dem Ziel, den Erwerb der kommunikativen Kompetenzen „Leseverstehen“ und „Schreiben“ verstärkt auf dem interkulturellen Hintergrund zu fördern. Dafür wurde Unterrichtsmaterial entwickelt und die Unterstützung der Künstlerin Frau Akimoto hat den Schülern interessantere und tiefere Einblicke ermöglicht.

15:30 ~ 16:00 時
***休憩***

16:00 - 17:30 時
ワークショップ(日本語)

福島 青史(国際交流基金ロンドン日本文化センター)

「文化を取り入れた日本語教育」見本市」
ワークショップでは皆さんが実際に行っている実践活動を紹介していただき、意見交換をしたいと思います。そのような活動をされている方は、簡単な紹介文(フォーマットは後で配布します)、資料、成果物、活動の様子が分かる写真などを持ってきてください。意見交換では、午前中の講義を元に、その活動がどのような能力を伸ばしているのか、どのような工夫をすればもっとよくなるか、などについて話し合い、今後の活動につなげたいと思います。

18:30 頃時
 懇親会

今年のベルリン日本語教師研修会では、ケルンの秋の研修会で非常に好評を博した「読む活動を考える」を再度、取り上げます。「読む活動」は一見、受動的な活動ですが、その活動を行っている学習者の中では非常に能動的な活動が行われています。この研修会では、学習者が読解力を身につけるためには何が必要か、授業にどんな工夫を取り入れることができるか、についてじっくり考えたいと思います。

日時 // 2013年2月16日(土) // 10:30 ~ 17:30
場所 // ベルリン日独センター
参加費 // 無料



プログラム

10:15 ~ 10:30 時
開会挨拶・連絡事項

10:30 ~ 12:15 時

講演

羽太 園(国際交流基金ケルン日本文化会館)
発表資料

「日常の読みを授業に取り入れる」
学習者は、日頃母語でさまざまな読みを体験しています。その体験や知識を活かし、学習者の読む力を最大限発揮するためには、授業でどんな工夫が必要でしょうか。ここでは母語話者の読みと学習者の読みを概観し、そのギャップを埋めつつ読む力を引き出す授業について考えます。

12:10 ~ 13:30 時

***昼食休憩(昼食は当方で準備いたします)***

13:30 ~ 14:10 時

発表1

野呂香代子・三輪聖(ベルリン自由大学)
発表資料

「学習者の日常を取り入れた「読む活動」」
学習者の生活に根ざした「読む活動」について考えます。まず、社会の一員として活動する学習者の経験知を明らかにするために、彼らがどのような場面で「日本」と接触しているかをアンケート調査しました。その結果をもとに、学習者が「日本」と接触する場面や活動を積極的に教室に取り入れ、そこから対話が生まれるような授業のあり方を探っています。本発表では、その実践例を報告します。

14:10 ~ 14:50 時
発表2

伊藤 秀明(国際交流基金ケルン日本文化会館)
発表資料

「Webツールの授業への活用」
現在、インターネットの普及によりドイツの学習者も日本語の情報に非常にアクセスしやすくなっていまず。本セッションでは、「学習者の能動的活動を生かした授業」に役立つWebツールの活用法を御紹介したいと思います。

14:50 ~ 15:10 時
***休憩***

15:10 ~ 16:40 時
ワークショップ

羽太 園(国際交流基金ケルン日本文化会館)
発表資料

「読む活動のデザイン」
Can-doから読む活動を組み立てます。学習者の興味やレベルに合わせて目標を設定し、インターネット上の素材を使って、事前の準備から読後の活動、ふりかえりなど、一連の読む活動をデザインします。

16:40 ~ 17:00 時
質疑応答・閉会

18:30 頃時

懇親会 
この度、VHS日本語講師の会・ヘッセン州からのご要望にお答えして、VHSの先生方を対象にした日本語教師研修会をフランクフルト日本語普及センターで行ないます。今回はVHSで広く使われている『JAPANISCH, BIITE!』を利用して、グループワークを通しながら実践に即したCan-doベースの授業について考えていきたいと思います。

日時 // 2013年1月27日(日) // 10:30 ~ 16:00
場所 // フランクフルト日本語普及センター
参加費 // 無料



プログラム

10:15~10:30 時
開場・受付

10:30~12:30 時
ドゥツス・カタリーナ、伊藤秀明(国際交流基金ケルン日本文化会館)

「Can-doを目標としたコースと授業の進め方」
午前中はケルン日本文化会館で行われている『まるごと 日本のことばと文化』を使用したCan-doベースの授業についてご紹介します。実際の授業風景のビデオを見ながら、Can-doベースの授業の流れや学習者の反応を見ていきたいと思います。

12:30~14:00 時

***昼食休憩***

14:00~16:00 時
グループワーク

羽太 園(国際交流基金ケルン日本文化会館)

「『JAPANISCH, BITTE!』を使って」
今ある教材を使って、どのようにCan-doベースの授業をすることができるでしょうか。午後は「JAPANISCHE, BITTE」を利用した教室で、どのように学習目標を設定し教室活動を行うか、実際に授業プランを考えていきたいと思います。
2012年度秋の研修会は、「読む活動」がテーマです。日常には様々な「読むこと」が溢れています。そして、学習者は授業内・授業外で多くの「読む活動」を行っています。「読む活動」は一見、受動的な活動ですが、その活動を行っている学習者の中では非常に能動的な活動が行われています。今回の研修会では、学習者が読解力を身につけるためには何が必要か、授業にどんな工夫を取り入れることができるか、「読む活動」についての講演・ワークショップに加え、3件の研究発表・実践報告を行います。読書の秋に「読む活動」について一緒に考えてみませんか?

日時 // 2012年10月13日(土)10:30~17:30
場所 // 国際交流基金ケルン日本文化会館
参加費 // 無料


プログラム

10:15 ~ 10:30 時
受付

10:30 ~ 12:10 時

講演

羽太 園(国際交流基金ケルン日本文化会館)
発表資料

「日常の読みを授業に取り入れる」
学習者は、日頃母語でさまざまな読みを体験しています。その体験や知識を活かし、学習者の読む力を最大限発揮するためには、授業でどんな工夫が必要でしょうか。ここでは母語話者の読みと学習者の読みを概観し、そのギャップを埋めつつ読む力を引き出す授業について考えます。

12:10 ~ 13:30 時

***昼食休憩(事前申込者のみ10EURにてお弁当あり)***

13:30 ~ 14:00 時

発表1

竹下 利明(ボローニャ大学)
発表資料 1
発表資料 2

「「読み」を軸としたCLIL 欧州の大学における日本語教育一軍化のための提案」
日本の中学・高校程度の日本文化史の知識を予め学習者の母語で与え,それを背景知識として活用することによりJLPT/N5レベルの大学生に日本語で日本文化史の授業を実践中。実践の理由二つ及び合目的的自作教材4種の紹介かたがた、問題点や未試行事項,授業評価で学習者の満足度が極めて高いことも指摘する。

14:00 ~ 14:30 時

発表2

伊藤 秀明(国際交流基金ケルン日本文化会館)
発表資料

「学習者が見るサイトと学習に役立つサイト」
学習者は日常、どんな日本語に触れているのでしょうか。インターネットの普及により日本語の情報にも非常にアクセスしやすくなっている中、学習者が能動的に「読む活動」を行っているサイトや「読む活動」を行う上で日本語教師に役立つサイトを御紹介したいと思います。

14:30 ~ 15:00 時

発表3

櫻井 直子(ルーヴァン・カトリック大学)
発表資料

「自立した読み手を目指す中級読解授業」
中級の読解授業では、何をどう教えていけばいいのか。その一つの形として「読みたい本が自分で読み通せる」ことを目的とし、読解の方略の習得を念頭に置いた指導が考えられるのではないだろうか。本発表では、その実践報告を行い、中級レベルの読解授業・読解の方略とその指導法に関して考えたい。

15:00 ~ 15:30 時
***休憩***

15:30 ~ 17:30 時

ワークショップ

羽太 園(国際交流基金ケルン日本文化会館)
発表資料

「読む活動のデザイン」
Can-doから読む活動を組み立てます。読む目的、タスクの設定、素材選び、ふりかえりなど、一連の読む活動をレベルに合わせてデザインします。

18:30 時頃 ~

懇親会
2012 年度夏の研修会は、「評価」がテーマです。国際交流基金日本語教授法シリーズ『学習を評価する』の著者の一人であり、これまでJLPT や「すしテスト」、JF スタンダードの業務に携わってきた押尾和美氏(国際交流基金日本語国際センター専任講師)による講演・ワークショップに加え、3件の研究発表・実践報告を行います。CEFR やJF スタンダードの学習目標であるCan-do の評価方法、試験の客観性や妥当性の問題、ポートフォリオ等の試験によらない評価の例など、幅広い観点から、学習の「評価」について考えていきましょう。

日時 // 2012年7月14日(土) // 10:30 ~ 17:30
場所 // 国際交流基金ケルン日本文化会館
参加費 // 無料
招聘講師 // 押尾和美 氏 (国際交流基金日本語国際センター専任講師)



プログラム

10:15 ~ 10:30 時
受付

10:30 ~ 12:30 時
講演

押尾和美(国際交流基金日本語国際センター)
発表資料

「学習を評価するとは」
適切な評価のためには、目的に合った「ものさし」を使うことが重要です。この時間では、学習の評価において「何のためにものさしを使うか」「ものさしで何を測るか」「どんなものさしを使うか」「ものさしの目盛りは正確にできているか」などの点を考えつつ、目的に合った評価方法について確認していきます。

12:30 ~ 14:00 時
***昼食休憩(事前申込者のみ 10 EUR にてお弁当あり)***

14:00 ~ 14:30 時
発表1

四反田 想(イヴァンフランコ記念リヴィウ国立大学)
発表資料

「ウクライナの大学の日本語教育における評価-リヴィウ国立大学文学部の評価システムとその実践例-」
本発表では、リヴィウ大学で行われている日本語教育における広義と狭義の評価システム並びにテストについて、具体例を挙げて実践報告を行う。また、学部教育内での日本語教育及び日本語専門科目の狭義の評価における客観性の確保の問題についてCEF における評価の観点との比較分析を行い、問題点と課題を指摘し、改善策について考察したい。

14:30 ~ 15:00 時
発表2

辻 香里(ボン大学)・ダウナー アレクサンダー(デュースブルク・エッセン大学)
発表資料

「What CAN they DO?- "CanDo" ベースの評価を考える」
習った「文型」が文法的に正確に使えたとしても、円滑なコミュニケーションが成立するとは限らない。しかし反対に、文型の使い方が多少間違っていても、問題なくコミュニケーションが成立することもある。両者のような学習者をどう評価すればいいのか?「CanDo の達成」という観点に着目し、大学の試験問題を一例にとって、CanDo をベースとした評価について考察していきたい。

15:00 ~ 15:30 時

発表3

シュバリエ 早苗・カタリーナ ドゥツス(国際交流基金ケルン日本文化会館)
発表資料

「実践報告:JF スタンダードに基づく初級講座における評価」
ケルン日本文化会館では、本年4 月より、JF スタンダード準拠教材「まるごと日本のことばと文化A1」を用いたコースを開始した。本発表では、このコースの評価として実施した、毎回の授業ごとの自己評価、文化体験の記録や成果物を含むポートフォリオ、修了試験における「ふりかえり」活動、および Can-do の達成度を測る会話・筆記テストについて、報告する。この実践報告を通じて、Can-do を目標とする初級講座の評価について、みなさんと考えたい。

15:30 ~ 16:00 時

***休憩***

16:00 ~ 17:30 時

ワークショップ

押尾和美(国際交流基金日本語国際センター)
発表資料

「学習者のパフォーマンスを評価する」
学習目標を「~ができる」というCan-do の形で設定した場合、学習の評価においては、言語知識だけではなく、そのCan-do の達成度を評価する必要があります。この時間では、特に「書くこと」の評価を例に、「評価の観点」「評価基準」を検討しながら評価シートを作成し、実際の評価活動を体験してみます。

18:30 時頃 ~
懇親会
2012年度春の研修会は、「文字」について取り上げます。基金ブダペスト日本文化センターの境田徹氏による講演・ワークショップに加え、一般公募による4件の研究発表・実践報告といった盛りだくさんな内容で、丸一日「文字学習」について考えます。ヨーロッパで日本語を教える場合、文字の問題は常に大きなテーマです。ひらがな・カタカナから漢字まで、何をどう教えるか、実際のコミュニケーションと文字学習をどう関連づけるかなど、議論していきたいと思います。

日時 // 2012年5月12日(土) // 10:30~17:30 (予定)
場所 // 国際交流基金ケルン日本文化会館/ケルン大学日本語学科
参加費 // 無料



プログラム

10:15 ~ 10:30 時

受付

10:30 ~ 12:10 時
講演

境田徹(国際交流基金ブタペスト日本文化センター)
発表資料

「日本語教育における漢字教育―漢字教育の全体像から見た教師の関わり―」
漢字学習において、学習者が「定着」というレベルで漢字を習得するために、教師はどのように学習者に関わっていけばよいのか。漢字の特性を整理しながら日本語教育における漢字学習の全体像を把握していくとともに、そのなかで教師が果たしていける役割、関与すべき具体的な項目について考えます。

12:10 ~ 13:30 時

***昼食休憩(事前申込者のみ10EURにてお弁当あり)***

13:30 ~ 14:00 時
発表1

小木曽左枝子(英国カーディフ大学日本研究センター)
発表資料

「非漢字圏学習者の入門期における文字学習と語彙学習」
入門期において、文字学習の負担などを考慮し、ローマ字やかな表記の日本語で学習を進めることがあるが、この措置が学習者の語彙学習にどのような影響を及ぼすのであろうか。本発表では、日本語学習を始めたばかりの非漢字圏学習者でも漢字で書かれた語を学ぶことができる語彙学習アプローチを紹介し、入門期の文字学習と語彙学習について考えたい。

14:00 ~ 14:30 時
発表2

夷石寿賀子(ハレ大学)
発表資料

「ひらカナ学習の見直し~ひらがな・カタカナeラーニングコースが出来ることと出来ないこと」
参加者と今迄どのようなひらカナ授業を行っていたかを共有した上で,本学のeラーニングの利用などを例とした学習者に任せられる学習とその逆を整理し,最後に教師にも学生にも効率的で効果的な「使えるようになる」ひらカナ授業のポイントを考え、まとめていきたい。

14:30 ~ 14:45 時

***休憩***

14:45 ~ 15:15 時
発表3

山守雄・杉原早紀(ハンブルク大学)
発表資料

実践報告「日本語集中コース ―漢字―」
ハンブルク大学では、2012年春、漢字のみを学習する2週間の集中コースを試験的に実施し、参加者は約60時間で、文部科学省制定の教育漢字1006字を、その認識・意味理解を目的として体系的に学習した。本発表では、このコースのカリキュラムの概要、授業内容、教材、参加者の感想などを紹介する。

15:15 ~ 15:45 時
発表4

奥村三菜子(ボン大学)
発表資料

「内容重視の文字教育―自律的学習を目指した実践の例―」
内容重視の文字教育ではコンテクストを生かした指導や活動が望ましく、また学習者が自律的に学習を続けるための学び方の指導も軽視できない。発表では、その実践例をもとに、評価のあり方や学習者の学びの変化について考察する。

15:45 ~ 16:00 時

***休憩***

16:00 ~ 17:30 時

ワークショップ

境田徹(国際交流基金ブタペスト日本文化センター)発表資料

「初級レベルにおける課題遂行学習と連携させた漢字・漢字語彙の習得」
各レベルに求められる書記能力を身につけるためにどのような教材作成が可能か。JF日本語教育スタンダードを用い、漢字の配列を考えながら、学習者に合わせたコミュニケーション言語能力とコミュニケーション言語活動の橋渡しとなる教材をA1・A2レベルを例に作成してみます。

18:30 時頃 ~
懇親会
今年のベルリン日本語教師研修会では、ケルンの秋の研修会で非常に好評を博した「Can-doを目標にした授業・教材・評価」をここでも取り上げます。CEFRが導入されて以来、ヨーロッパの外国語教育においてはCan-doに基づいた授業が求められています。また2010年には「JF日本語教育スタンダード」も発表され、世界中の日本語教育においてCan-doがますます重視されるようになってきています。この研修会で、基礎から応用例まで、一日中Can-doについてじっくり取り組んでいきましょう。

午前のワークショップでは、日常の言語活動を振り返りながら、「Can-doとは何か」を改めて考え、 Can-doについての理解を深める機会にしたいと思います。午後はCan-doの考えを具体的に取り入れた実践例について、最新の情報とともに紹介します。CEFRやJFスタンダードのCan-doを、実際の授業や教材、評価にどのように活用していくことができるのか、皆さんで考えて行きましょう。

日時 // 2012年2月4日(土)
会場 // ベルリン日独センター(Japanisch-Deutsches Zentrum Berlin)
協力 // ベルリン日独センター



プログラム

9:45 - 10:15 時

受付

10:15 - 10:30 時

開会挨拶・連絡事項

10:30 - 12:30 時

ワークショップ「『Can-do』って何だろう?―みんなで考える『Can-do』―」
奥村三菜子(ボン大学)

言語を使ってできること「Can-do」とは、一体何でしょう? Can-doを使うと、今までの授業と何が変わるのでしょう?私たちの毎日の言語行動を思い出しながら、みんなで一緒にCan-doを作り、そして、Can-doというものについて考えてみましょう。

12:30 - 14:00 時

昼食休憩

14:00 - 14:50 時
「『みんなの日本語』を使いつつCan-doを目標とした授業」
カタリーナ・ドゥツス(国際交流基金ケルン日本文化会館))

Can-doベースの授業を、文型シラバスの教科書でどのように考えたらいいでしょうか。初級教材「みんなの日本語」を使ったCan-doベース授業の実例を見ながら、学習目標の設定や授業設計を考えていきます。

14:50 - 15:00 時

休憩

15:00 - 15:50 時

「Can-doの達成度を測る試験の作成-「みんなのCan-doサイト」を利用して」
磯村一弘(国際交流基金ケルン日本文化会館)

授業の目標をCan-doで立てる場合、評価においても、単に文法や語彙の知識ではなく「何がどのぐらいできるか」を測る必要があるでしょう。このセッションではケルン文化会館のレベルチェックテストの事例を元に、CEFRの基準でそれぞれ「話す」「読む」「書く」力を測るための試験の作成方法を紹介します。

15:50 - 16:00 時
休憩

16:00 - 17:10 時

「Can-doシラバスに基づく新教材『まるごと 日本のことばと文化』予告」
伊藤秀明(国際交流基金ケルン日本文化会館)

JF日本語教育スタンダード準拠のコースブックとして製作された『まるごと』は、各課の学習目標がJF日本語教育スタンダードのCan-do文を参照して作られるなど Can-doシラバスに基づいて構成されています。文法シラバスとCan-doシラバスの違いがイマイチよく分からない方、 Can-doシラバスの教材を実際に見て、その違いに気づいてみませんか。

17:10 - 17:30 時

質疑応答・閉会
今回は近年よく聞かれる「Can-do」を中心にした授業や評価について取り上げます。「そもそもCan-do形式とは何なのか」「実際にどのように授業に取り入れたらよいのか」「その評価法は?」など素朴な疑問から具体的なところまで考えていきたいと思います。

午前は、ボン大学の奥村三菜子氏によるワークショップで「Can-doとは何か」についてじっくり考えていきます。Can-doについてまだよくわからないという方には、あらためてCan-doの考え方を学び、すでによくわかっている方には、更に理解を深める機会にしたいと思います。

午後は、今年の9-10月に国際交流基金日本語国際センターで開催された「JF日本語講座講師訪日研修」の内容を元に、参加した当館講師達がCan-doの考えに基づいた実践例について、最新の情報とともに、ご報告いたします。 CEFRやJFスタンダードのCan-doを、実際の授業や教材、評価にどのように活用していくことができるのか、皆さんで考えて行きましょう。

日時 // 2011年11月5日(土)
会場 // 国際交流基金ケルン日本文化会館


プログラム

10:30 - 12:30

ワークショップ「『Can-do』って何だろう?―みんなで考える『Can-do』―」
奥村三菜子(ボン大学)

言語を使ってできること「Can-do」とは、一体何でしょう? Can-doを使うと、今までの授業と何が変わるのでしょう?私たちの毎日の言語行動を思い出しながら、みんなで一緒にCan-doを作り、そして、Can-doというものについて考えてみましょう。

12:30 - 14:00
昼食休憩

14:00 - 14:45
「Can-doタスクの評価」
渡部淳子(ケルン大学)

みなさんはCan-doを使った授業の評価はどのようにしていますか? Can-doを使った授業をより客観的に、また他の教師とも評価点を共有していけるよう、評価シートの作り方を考えていきます。

14:45 - 14:50

休憩

14:50 - 15:35
「『みんなの日本語』を使いつつCan-doを目標とした授業」
カタリーナ・ドゥツス(国際交流基金ケルン日本文化会館)

Can-doベースの授業を、文型シラバスの教科書でどのように考えたらいいでしょうか。初級教材「みんなの日本語」を使ったCan-doベース授業の実例を見ながら、学習目標の設定や授業設計を考えていきます。

15:35 - 15:40
休憩

15:40 - 16:25
「Can-doシラバスに基づく新教材『まるごと 日本のことばと文化 入門A1』予告」
伊藤秀明(国際交流基金ケルン日本文化会館)

JF日本語教育スタンダード準拠のコースブックとして製作された『まるごと』は、各課の学習目標がJF日本語教育スタンダードのCan-do文を参照して作られるなど Can-doシラバスに基づいて構成されています。文法シラバスとCan-doシラバスの違いがイマイチよく分からない方、 Can-doシラバスの教材を実際に見て、その違いに気づいてみませんか。
学習者が日本語を自ら学ぶためのWEBサイトを紹介します。国際交流基金がこれまで制作してきた日本語学習・日本語教育のための各種WEBサイトの概要を説明した後、海外でも人気の高い2つのサイト、『WEB版「エリンが挑戦!にほんごできます。』と、『アニメ・マンガの日本語』を取り上げ、その制作意図や内容、授業での効果的な使い方などを、サイトの制作者自らが紹介します。

日時 // 2011年7月9日(土)
会場 // 国際交流基金ケルン日本文化会館



プログラム

10:30 - 11:30

「国際交流基金が制作した各種サイトの概要」
三矢真由美(国際交流基金ケルン日本文化会館)

導入として、国際交流基金が運営する様々な日本語学習サイトについてご紹介します。 「みんなの教材サイト」「すしテスト」「NIHONGO e な」など、学習者が自分でアクセスする場合にも、教師が授業準備で使う場合にも有益なサイトがたくさんあります。これまで知らなかったサイトを知るチャンスかもしれません。

11:30 - 11:45
休憩

11:45 - 13:00
「WEB版 エリンが挑戦!にほんごできます。」
磯村一弘(国際交流基金ケルン日本文化会館:「エリン」サイト制作者)

WEB 版「エリン」は、動画が無料で見られるだけではありません。日本語の文型や語彙を練習したり、日本文化をクイズやゲームでバーチャル体験したり、勉強した日本語を使ってロールプレイングゲームに参加したりと、内容盛りだくさんのサイトです。「コンテンツがたくさんありすぎて、どこに何があるかわからない」と言われるこのサイトの内容を徹底的に解説。WEB 版「エリン」の様々な利用方法を考えます。

13:00 - 14:30
昼食休憩

14:30 - 16:30

「アニメ・マンガの日本語」
熊野七絵(国際交流基金マドリード日本文化センター:「アニメ・マンガ」サイト制作者)

日本語学習のきっかけや動機づけとして注目されているアニメ・マンガですが、活用となると…。アニメ・マンガに現れる生き生きとした日本語を楽しく学べるWeb サイト「アニメ・マンガの日本語」の紹介、サイトを活用した授業体験などを通して、アニメ・マンガの授業への活用について考えてみましょう。
日本語の教え方を、「音声」「文法」「語彙」という言語項目ごとに取り上げます。効果的な教え方や、教える際の注意点、またそもそもなぜその項目を教える必要があるのかなどについて、考えていきましょう。

日時 // 2011年5月14日(土)
会場 // 国際交流基金ケルン日本文化会館



プログラム

10:30 - 12:00

「音声を教える」磯村一弘(国際交流基金ケルン日本文化会館)

日本語教育においてコミュニケーションがますます重視されてくる中で、コミュニケーションに不可欠な 音声を教えることの必要性が見直されてきています。「拍とリズム」「アクセントとイントネーション」 の練習を実際に体験しながら、音声を教える際の具体的方法や注意点について考えていきます。

12:00 - 13:15
昼食休憩

13:15 - 14:45

「文法を教える」三矢真由美(国際交流基金ケルン日本文化会館)

はじめに、授業で文法を教えることの意義について考えます。それから、文法だけを独立して教えるので はなく、実際の授業の「聞く/読む/話す/書く」活動の中で文法を教える方法を示します。具体的な例 を見ながら、文法の説明として、何をどう提示すればいいのか、どんな練習問題をどんな目的で行えばい いのかという点について、話し合っていきましょう。

14:45 - 15:00
休憩

15:00 - 16:30
「語彙を教える」カタリーナ・ドゥツス(ボン大学東洋言語研究所)

ことばの学習は語彙の学習からスタートします。自分が使っている教材の語彙や学習者の語彙学習ストラ テジーを考え、授業で語彙をどう扱うか、どんな練習ができるか、今までの経験を共有しながら、ワーク ショップで具体的に考えてみましょう。