TOKYO-GA
TOKYO-GA
Mit freundlicher Genehmigung der Wim Wenders Stiftung.
ヴィム・ヴェンダース(1945)は、1970年代のニュー・ジャーマン・シネマの重要な先駆者として国際的に知られるようになり、現在、世界の映画界を代表する一人です。数々の受賞歴を誇る長編映画に加え、脚本家、監督、プロデューサー、写真家、作家として、数々の革新的なドキュメンタリー映画、世界各地で開催される写真展、挿絵本、映画書籍、テキスト集などを手がけています。2022年、「芸術のノーベル賞」とも称される高松宮殿下記念世界文化賞を受賞しました。
『TOKYO-GA』でヴェンダースは、1980年代の東京の小津安二郎の痕跡を探し、小津のカメラマンであった厚田雄春氏や、小津作品の多くに出演した俳優の笠智衆にインタビューを行いました。
ヴェンダースの発言からの抜粋:「もし、これらの映画が日本的であるなら、同時に世界的でもあります。私は映画を通して、世界中のあらゆる国のあらゆる家族、そして私の両親、弟、私自身を垣間見ました。映画がその本質と目的にこれほどまでに近づいたことは、過去にも、そして今度もないでしょう。それはつまり、今世紀の人間の姿、つまり人間が自分自身を見るだけでなく、むしろ自分自身について何かを学ぶことができる、真実で意味のある姿を見せるということです。」
日時
2023年11月30日
18:30
~
20:15 Uhr
場所
Japanisches Kulturinstitut
Universitätsstraße 98
50674 Köln
料金
入場無料
映画情報
- 監督: ヴィム・ヴェンダース
- 上映時間: 92分
- 公開年:: 西ドイツ/アメリカ,1983~85年
- Übersetzung: 英語、日本語
- Format: DCP