羅生門
Rashomon
Rashomon
羅生門
Rashômon
芥川龍之介の2つの物語が『羅生門』の土台となった。ひとつは、平安京の南門である羅城門(羅生門)を舞台とした物語で、もう一方は黒澤映画の構想の核となるものである。関山から山科に向かう道中で起きた人殺しの事件をめぐって、死体発見者、生前の被害者の目撃者、放免、殺された男の妻、妻の母、容疑者と名乗る多襄丸などそれぞれの立場から描かれる。1951年のヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した黒澤明の傑作で、黒澤明は観客を陪審員に見立て、個々の事件についての証言を回想形式で展開させる。あらゆる説が真実となりうるのである。
日時
2024年09月02日
18:30
~
20:00 Uhr
場所
Japanisches Kulturinstitut
Universitätsstraße 98
50674 Köln
料金
入場無料
映画情報
- 監督: 黒澤明
- 上映時間: 88分
- 公開年:: 1951年
- Übersetzung: ドイツ語字幕付き日本語
- Format: DCP