おとぎ話の宝庫

知られざる世界への旅

講演会・シンポジウム

おとぎ話の宝庫

知られざる世界への旅

香蝶楼国貞『(七夕)』,佐野喜. 国立国会図書館デジタルコレクション
dl.ndl.go.jp/pid/1305288

アレア・ブロックハウス氏(ドイツ文学者・オンラインマガジン 「Sumikai 」副編集長)による講演

童話は何世紀にもわたって語り継がれ、次第に書き記されるようになった。「白雪姫」「赤ずきんちゃん」「眠れる森の美女」などの童話は、とりわけヤコブとグリムの兄弟の尽力によって、今や世界中に知られるようになっている。彼らが集めた物語は世界中で語り継がれている。では日本の童話はどうだろう?同じようにワクワクし、教訓になり感動的な日出ずる国の物語は、どこにあるのだろうか?

日本はおとぎ話の宝庫である。それは氷山のようなもので、その大部分はまだ水面下に隠れている。その本当の大きさは想像もつかない。

日本のおとぎ話や伝承物語がヨーロッパに伝わり、ますます人気が高まっている。その独特の世界観に魅了される物語もあれば、不思議となじみのある物語もある。本講演では、最も有名ないくつかの童話と、中心的な事象・登場人物を紹介する。

日時
2024年10月11日 19:00

場所
Japanisches Kulturinstitut
Universitätsstraße 98
50674 Köln

料金
入場無料