大曾根家の朝

Morning for the Osone Family

映画 | 映画監督 木下恵介 (1912–1998)

Morning for the Osone Family

大曾根家の朝

Ôsoneke no ashita

© 1946 Shochiku Co., Ltd.

木下監督の、第二次世界大戦における日本の降伏後初の作品は、戦争と日本の帝国主義によって分裂した自由主義の家族の物語です。

物語は1943年12月に始まります。大曽根家は、クリスマスキャロル「きよしこの夜」を歌いながら、間もなく出征する娘・悠子の婚約者に別れを告げる準備をしていました。そんな中、憲兵隊が扉を叩き、新聞に反戦的な文章を掲載した罪で長男の一郎は検挙されてしまいます。やがて専制的で暴君のような叔父が現れ、姪の婚約を勝手に解消していまいます。木下監督は、家族という小宇宙を例に、軍国主義の影響と空虚さを描き出しました。 

日時
2023年06月19日
18:30 ~ 20:00 Uhr

場所
Japanisches Kulturinstitut
Universitätsstraße 98
50674 Köln

料金
入場無料

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映画情報

  • 監督: KINOSHITA Keisuke
  • 上映時間: 81 Minuten
  • 公開年:: 1946
  • Übersetzung: OmeU
  • Format: 35 mm