「日本木造遺産――千年の建築を旅する」
藤塚光政写真展
「日本木造遺産――千年の建築を旅する」
藤塚光政写真展
日本の建造物といえば、19世紀末ごろまでは住居から神社仏閣、皇居に至るまでのほとんどが木造でした。2014年、建築史家の藤森照信、写真家の藤塚光政と東京大学生産技術研究所の腰原 幹雄教授は日本の選りすぐりの木造建築をとりあげて、解説・エッセイ入り写真集「日本木造遺産 ―― 千年の建築を旅する」(出版:世界文化社、英語版『Japan's Wooden Heritage, A Journey Through a Thousand Years of Architecture』)を刊行しました。この出版がきっかけとなり、日本の木造建築の歴史を90点以上の写真で紹介する本展が開催されることになりました。日本政府によって「国宝」や「重要文化財」に指定されている建物もあります。
撮影はすべて、安藤忠雄、山本理顕、隈研吾ら巨匠建築家とタッグを組んできた写真家・藤塚光政によるもので、彼は長年の建築写真活動に対し、「2017毎日デザイン賞・特別賞」を受賞しています。
本展覧会の展示品は、日本の美術・文化を紹介することを目的として、非営利機関への貸出が可能です。
日時
2024年12月09日 ~ 2025年01月18日
場所
Japanisches Kulturinstitut
Universitätsstraße 98
50674 Köln
料金
入場無料