Japan as a Cultural Triangle

並河萬里(1931 – 2006) 写真展

展覧会

Japan as a Cultural Triangle

並河萬里(1931 – 2006) 写真展

Sockeldetail des „Heilenden Buddha“ Yakushi Nyorai im Tempel Yakushiji, Präfektur Nara © Namikawa Banri

写真家・並河萬里の作品展は、古き日本を鮮やかによみがえらせ、アジア大陸の文化がどのように日本に入ってきたかをたどるものだ。地理的には、出雲地方(現在の島根県)、瀬戸内海と現在の香川県、奈良と京都(畿内)周辺、東北地方に焦点を当てている。

展示の第一部では、当時の日本の人々がどのように自然と共生していたかを紹介する。第二部では、飛鳥時代(552-645)から19世紀半ばまでの彫刻表現の起源を探る。最後に、日本建築の特徴を、住宅、宮殿群、神社を例に伝える。

数々の受賞歴のある写真家・並河万里は1931年東京生まれ。日本大学卒業後、フリーの写真家として活動。作品は数々の写真集に掲載され、海外での展覧会でも紹介されている。50年間で40カ国以上を旅し、ボロブドゥール、イスファハン、バーミアン、ガンダーラ、スペインの城など、世界の文化遺産を撮影。特にシルクロードの写真で名声を得る。

日時
2024年04月12日 ~ 2024年05月11日

場所
Japanisches Kulturinstitut
Universitätsstraße 98
50674 Köln

料金
入場無料