『銀河鉄道の夜』

朗読会 翻訳新刊書紹介

講演会・シンポジウム

『銀河鉄道の夜』

朗読会 翻訳新刊書紹介

翻訳者:ユルゲン・シュタルフ
出版者:カティア・カッシング
司会者:バーバラ・ゲシュヴィンデ

待望の宮沢賢治作品のドイツ語訳が、2021年に出版されました。それも、晩年の代表作『銀河鉄道の夜』です。未完に終わったこの作品は、その後1970年代研究を通じて現在の最終形が確定し、それをもとにドイツ語訳も作られています。

ドイツ語訳には、以下のような紹介文が添えられています。

「ジョバンニは学校に通うかたわら働かなくてはならず、学校では仲間はずれです。ただ、博士の息子で親友のカムパネルラだけが彼を守ってくれるのです。星祭りの夜、二人はともに、銀河鉄道の車中にいます。夜空を抜けるファンタジーの旅が始まりです。」

当日は、この本の翻訳者ユルゲン・シュタルフさんと、cass出版社のカティア・カッシングさんのお二人が、宮沢賢治とその作品、とりわけ『銀河鉄道の夜』を紹介し、その一節から朗読してくださる予定です。聴衆とのディスカッションも予定されています。

参加には事前の登録をお願いいたします。

日時
2022年03月25日 18:00

場所
Japanisches Kulturinstitut
Universitätsstraße 98
50674 Köln