2022年12月12日～2023年4月30日

本展では、19世紀後半に西洋からの来訪者の視点で撮影された日本の歴史的写真55点を展示します。1875年から1882年にかけて、駐在公使、ドイツ帝国公使として日本に滞在した外交官、カール・フォン・アイゼンデッヒャー（1841-1934）のコレクションが大半を占めます。

商業、交通、肖像、集合写真、建築の4つの章で構成され、明治初期の日常風景や都市景観の印象を伝える写真コレクションです。これらの写真は、旅行者自身が撮影したものか、大都市で風景写真や風俗写真を制作していた日本の写真館が撮影したものです。

興味深いことに、日本は明治維新によって政治、技術、科学、社会、文化が大きく変化したにもかかわらず、写真の多くは伝統的な側面を強調しており、これは外国人旅行者がエキゾチシズムやロマンを求めたからなのかもしれません。  

展示は、日本の衣料品店であるUNIQLOのケルン支店3階で行われます。入場は無料です。