篠笛と津軽三味線の音風景

木村俊介&小野越郎 トーク&コンサート

コンサート

篠笛と津軽三味線の音風景

木村俊介&小野越郎 トーク&コンサート

Shunsuke Kimura / Etsuro Ono © Takehiko Kaneso

出演
木村俊介(津軽三味線、篠笛)、小野越郎(津軽三味線)

津軽三味線は、16世紀に中国から琉球(現在の沖縄)を経て日本に伝来し、東北を中心に広まった三弦の三味線である。江戸時代(17~19世紀)に全国に広まり、北日本や現在の青森県へ伝わった。その後、津軽半島を中心に、盲目の放浪楽師が伴奏をして民謡を演奏する形式に発展し、非常にダイナミックでリズミカルなスタイルが特徴である。篠笛は、昔から日本各地の祭り、神楽、獅子舞等の民俗芸能をはじめ、様々な音楽に使われてきた、日本人にとって一番身近なメロディー楽器である。

木村俊介は篠笛の、小野越郎は津軽三味線の名手であり、二人は日本の音の原風景、メロディーをさらに発展させ、現代における日本のルーツ音楽の新境地を開いている。伝統的な曲に加え、日本の音楽に新たな息吹を吹き込む為に西洋のソウルやブルースのリズムを融合させたモダンな曲もレパートリーにしている。2009年以降、デュオとして活動し、2010年代初頭から世界中の主要な音楽フェスティバルに招聘を受け演奏をしている。今回の日本文化会館でのトークコンサートでは、津軽三味線と篠笛による様々な魅力的な楽曲を披露する。

Producer: Mu Arts (Akiko Yanagisawa)

日時
2024年02月23日 19:00

場所
Japanisches Kulturinstitut
Universitätsstraße 98
50674 Köln

料金
入場無料、要登録

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